カツラ美容室別室

  • 河出書房新社
3.12
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本棚登録 : 883
感想 : 214
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309018409

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の立場が絶妙。さりげなさも絶妙。いやらしくない。

  • 人物造形に「いまどき感」があり、面白かった。男女間の恋愛になりそうな、ならなそうな、なって欲しいような、なると面倒くさいような微妙な感じが良くわかる。
    恋愛至上主義者や、男女間友情はない!派の人には違和感があるかも知れない。
    高円寺が舞台なので、高円寺という街が好きなら、2倍楽しめる。

  • ほのぼのとさせてくれる

  • 一番インパクトが強いのはタイトルで登場人物、ストーリーが負けてしまっているように感じました。なんだか普通のお話です。

  • 相変わらず変人ばかり。
    でもなんか好き。

  • 2014年9月3日読了。
    大人の友だち、っていいよねえ。エリの魅力がすごい。

  • この雰囲気が良い

  • 『人のセックスを笑うな』でデビューした、山崎ナオコーラ。デビュー作も、他の作品も私の興味をひかれるような登場人物がでなかったので、そんなに好きではなかった。
    今回はふらっと図書館で借り、一時間くらいでぐっと読めた。

    たぶん20代後半くらいの男性が主人公だけれど、人との距離のとりかたが、わかる、と思うところが多かった。
    比喩も、改行の仕方も面白かった。

  • 本人は至ってまじてめでも滑稽にみえることって日常にありがち。桂さんのカツラなんてことは笑わずにはいられない。
    でも回りの人たちは誰も突っ込まない。

    淡々とした日常に小さなエピソードの積み重ねで幸せが出来ていく感じを表現したようなお話だった。

  • こういうのが、文学?

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著者プロフィール

1978年生まれ。「人のセックスを笑うな」で2004年にデビュー。著書に『カツラ美容室別室』(河出書房新社)、『論理と感性は相反しない』(講談社)、『長い終わりが始まる』(講談社)、『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)、『昼田とハッコウ』(講談社)などがある。

「2019年 『ベランダ園芸で考えたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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