河童芋銭----小説小川芋銭

著者 :
  • 河出書房新社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309018966

作品紹介・あらすじ

河童の画家、生誕140年・没後70年。牛久沼のほとりに暮らし、水魅山妖に惹かれ、独自な日本画を描き、河童の絵を描き続けた自然人がいた。「平民新聞」の幸徳秋水らと交わり、横山大観に認められ、田舎の幻想世界を追求した農画家の魅力が今よみがえる。その生涯を描く、初めての評伝小説。

著者プロフィール

1945年福井県生まれ。72年、『惨事』(国文社)でデビュー。代表的な詩集に『正津勉詩集』『死ノ歌』『遊山』(いずれも思潮社)があるほか、小説『笑いかわせみ』『小説尾形亀之助』『河童芋銭』、エッセイ『詩人の愛』『脱力の人』(いずれも河出書房新社)、『詩人の死』(東洋出版)、評伝『乞食路通』(作品社)など幅広い分野で執筆を行う。近年は山をテーマにした詩集『嬉遊曲』『子供の領分︱遊山譜』、小説『風を踏む―小説『日本アルプス縦断記』』、評伝『山水の飄客 前田普羅』、エッセイ『人はなぜ山を詠うのか』『行き暮れて、山。』『ザ・ワンダラー 濡草鞋者 牧水』(いずれもアーツアンドクラフツ)、『山川草木』(白山書房)、『山に遊ぶ 山を想う』(茗溪堂)など、ほかに『忘れられた俳人 河東碧梧桐』『「はみ出し者」たちへの鎮魂歌』(平凡社新書)がある。

「2021年 『奥越奥話 16の詩と断章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

正津勉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×