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- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309022932
感想・レビュー・書評
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著者初読。王様のブランチで紹介されていたのをきっかけに、購入し一気に読みふけりました。
テレビでは
「あたしは、友情っていうのは、消えることもあると思う。そこにあったという事実は残るけど、友情が燃え尽きちゃうこともあると思う」
の下りを紹介していて、女同士の『関係』の重さを読み込むのもよいかな、と手に取りましたが…。
『関係』の物語なのに、人はどこまでいっても別々の生き物なんだなという寂しさとどこかほっとする気持ちを感じるのでした。相手を最大限思いやってもすれ違い、重ならない。母と娘、女友達、姉妹のいずれも。
爽快感はない。でも、明るくはないけれど苦しくはない。そんなトーンなのに読み進めたい、と久々に思わせてくれた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見返しにお話がのってるなんて、こんなことがあるとは! 紙の可能性にわくわくする。