- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309025131
感想・レビュー・書評
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読み始めて物語が加速していくごとに、爆発するのか!?それとも未然に阻止できるのか!?どうなる?どっちだ!?どっちだ!?とハラハラ、ジリジリとした感じが読み手にも伝わってきて楽しかった。
しかし結末のところで、え、あ、それが原因だったの?なんか急に落ち着いちゃったな。。。というように、いきなり尻すぼみになった感は否めなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりの秦建日子。
映画原作。
ドラえもんを観に行った予告を見かけて興味を持ち手に取った一作。
全編「この先どうなる?」と意識を引っ張られっぱなしで楽しく読了できたが。。。
伏線(?)、キーとなる男の描写にいまひとつピンと来ない部分があり、そこが結局最後まで謎のままだったのが残念。
★3つ、7ポイント半。
2020.12.14.新。
(娘より)
※映画は、、、観る予定。
ただし、DVDでいいかな。
石田ゆり子さんの演技に期待 -
先日映画を観たので、原作も気になり読んでみた。
そのまま映画化されている部分が多かったので、新たな発見はあまりなかった。石田ゆり子さんや中村倫也さんのシーンが常に頭にチラチラ。うまく映像化されていたなぁと、そっちの方に意識が向いてしまった。
平和な日本での爆破テロ。何百人の犠牲者。
自分は大丈夫という根拠のない安全意識。
戦争による間接的な被害。
結局、戦争が自分の大切な人に与えた精神的な深い傷を、多くの人々に同じように与えたわけで、全然正当化されることではない。
最後にあんなメールを送っているけれど、来栖くんの恐怖は計り知れない。ホテルの場面は胸が痛かったな。
犯人の思惑が公にならないまま、また日常生活に戻っていく人々もまた、恐ろしい。 -
クリスマス時期に読みたかったのに読めず今になる。
テンポが早く読みやすい。
なんでヤマグチさんだけカタカナかな?って気になってた。
爆破予告とかあったら、やっぱり興味本位で見に行っちゃうものなのかな。
怖くて行かないよ絶対。
母を思う須永のにじみ出ない優しさが良い。 -
意外な展開と意外な犯人と意外な理由が待っていました
さすがとしか言いようがありません
文体は軽くあっという間に読めます -
これは平和だと信じきっている日本への警鐘です。
渋谷の群衆心理は見えるようで怖くなります。
どこかに無差別なプレゼントが隠れているこの国はとても無防備なのです。 -
一気読みできました。
日本でテロが起きる話。
でも、事件の裏は大きな陰謀とかではなく結構個人的な理由でしたね。
理由はともかく起きたこととしては遠くない未来にありえるんじゃないかなこんなこと、って思うのはわたしだけかな?
でも、まぁ、実際は立ち入り禁止にしますよね、渋谷。
2017.1.14 -
これは・・・犯罪スケールはでっかいけど、人物相関はせまいという、微妙な設定だ
ただ、日本の小説としては爆弾テロで渋谷駅前で400人以上が死ぬシーンがあるのでなかなかないよなと思った
最後も脅威を残したままでいい終わり方かな
刑事の活躍がもっと見たかったのでスピンオフでやってほしい -
面白そうな映画の原作ということで読み始めました。はじめっからフルスロットルという感じでぐんぐん引き込まれましたが終わったあと「ん?」
何だったのかよくわからないままにラストを迎えたような気がしています。 -
出だしは良かったと思うけど、急に失速した感がある。期待外れでした。