- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309207476
感想・レビュー・書評
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久しぶりにペレーヴィンを読んだのだけれど、作風が全然変わっていて驚く。『ロシアの村上春樹』じゃなかったのか……。ソローキンに近い作風になってるように感じた。
んだけれども、とにかく難しい。というか翻訳のせいなのか、ほとんど何を言っているのかわからない部分がかなりを占める(後半、語り口が変わるとある程度は分かるようになるのだけれども)。
なんか久しぶりにこんなの読んだから頭がくらくらしている……。
設定とかは好みなのでもうちょっとわかりやすかったらもっと楽しめたのかなあと思う。それか俺の頭の問題なのだろうかこれは。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すんげー本。人工知能が小説を書くとか、どんな風にすればそんなアイデア思い付くんだろう。
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21世紀後半に警察機構のAI作家がレンタルされて事件を小説化する話?
メタ過ぎるわ、当時の流行を皮肉りまくりだわ、ネットミームは大量だわで、好き。
SFだよね?と難しい話なんだけど、続きが気になって読み進めてしまった。
正直ものすごく長い。
しかも××××な発言多過ぎて説明難しい。
ロシアは背景的にも恐ロシアだわ。 -
丁度1週間かかって読み終えた。AIが語る世界と自分の考え。こういうジャンルって正直苦手なはずなのに、開いた途端夢中になってしまい、本が読めない時間帯を始終イライラするはめになった。勿論理解は全然できてない。もう一回読んでも同じこと。だって私の脳味噌の許容範囲超えてるもの。最初は読みやすくワクワクしたが、後半は脳味噌を覗かれ、あんたの情報の整理の仕方って、ほんとにしょーもないわね、と横もみでぐいぐい揉まれ、なんとも言えない快感を味わえました。普段脳味噌の存在なんてあんまり意識して生きてないよねー。
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ペレーヴィンの最新作。
相変わらずぶっ飛んでいてハチャメチャで、それがたまらない。『iPhuck10』というタイトルもインパクトがある。
因みに原書の刊行は2017年だそうで、本書はある意味、現代における異形のサイバーパンクSFではないのだろうか……ということも考える。