見ること

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 116
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309208862

感想・レビュー・書評

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  • 例えが多すぎて、よくわからない

  • 2023.09.20 品川読書会で紹介を受ける。

  • やりたいことは分かるけれど、それが成功しているのかは分からない。戯画化にページを割きすぎたか。

  • 前作『白の闇』では人々が視覚をなくし、無秩序になるところから、組織が生まれてきた。

    今作では人々の「白票」から政府という組織の存在意義が問われる。
    信任されなかった政府が起こすヒステリックな反応。統制を失ったはずの市民の方が見せるdignity(日本語でいい言葉が思いつかない)。

    前作も今作も、物語のトリガーとそれが人々(組織)にどういう行動を取らせるかという作者の洞察に感服。

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著者プロフィール

1922年、ポルトガルの小村アジニャガに生まれる。様々な職業を経てジャーナリストとなり50代半ばで作家に転身。『修道院回想録』(82)、『リカルド・レイスの死の年』(84)、『白の闇』(95)で高い評価を得て、98年にノーベル文学賞を受賞。ほかに『あらゆる名前』(97)、『複製された男』(2002)など。2010年没。

「2021年 『象の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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