コーヒーの歴史

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 92
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (555ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309223964

作品紹介・あらすじ

エチオピアのコーヒー誕生伝説からスターバックスの成功秘話まで、品質の決め手、コーヒー産業の発展と政治経済を揺るがす影響力、コーヒー文化の変遷など、コーヒーの全てが書かれた名著。

感想・レビュー・書評

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  • 寛ぎと癒しの嗜好品、コーヒーの物語ですね。
    著者はアメリカのジャーナリストかなり活躍されている方です。
    コーヒーの歴史と言っても学術的では無く、ビジネスの視線で捉えた作品です。訳者さんが手慣れていて読みやすく受け入れやすい文章に成っているので楽しみながら読み進めました。逸話や裏話も網羅されていてビジュアルな感じで親しめました。
    実は願書は膨大な資料と取材によってかなり分厚い本だったとの事。訳者さんがもう少し読みやすくしようと割愛されたそうですが、それでも500ページを超える作品です。
    コーヒーブレークに文字通りゆっくり味わいました。

  • コーヒーに関する歴史書。
    全世界のコーヒーに関する知識。

  • 550ページを超える大著。2002年の出版なのでサードウェイブの流れまではカバーできていませんが、コーヒーの歴史はこれ1冊で一通りわかります。

  • コーヒーの歴史。すごい分厚い。さり気なく部屋の置いとくとなんかかっこいい。

    珈琲産業に焦点を当てながら書かれてた気がする。
    コーヒー好きを語りたいので、早いとこ読み直したい。
    読みなおして、コーヒー飲みながらさりげに知識をひけらかしたい。
    コーヒー好きなミサワっぽくなりたい。

  • 「コーヒーは炒り豆汁である」 こう考えると、あんまり健康によさそうじゃないな、 最近コーヒー飲まないけど、どんな豆でも焙煎したらコーヒーになるんじゃね? っておもう。 ちなみに本には特に関係ない。 ただよく考えると、コーヒーをここまで全体に適合してったのって、欧米なんだよな、 コーヒーってどうして飲んでるのだろう? って気になるとき読みたくなる。

  • コーヒーが好きなので、勉強もしてみようと思い手に取りました。
    500ページの大著ですが読み切れます。黒いダイヤをめぐる歴史、特に
    大きく振り回された中南米や振り回したアメリカについて考えさせられました。
    「残りかす」には昔よりはよくなった農園の状況が少しですが書かれていて、
    コーヒー好きとしては最後にちょっと救われた気がしました。
    コーヒーやチョコレートがこんなにも世界にあふれているのにその
    産地があまり豊かに見えないのはなぜか、について考えるための
    情報がたくさんつまっています。

  • 霊薬か泥水か
    世界に広まるコーヒー
    コーヒー王国
    アメリカの国民飲料
    金ピカ時代のコーヒー大戦争
    ジールケンとブラジルの価格政策
    麻薬のような飲み物
    成長に伴う痛み
    世界中のコーヒーの安全を守るために
    イメージ戦略で売るジャズ時代
    焼かれる豆と飢える農民
    大恐慌時代のショーボート作戦
    「カッパ・ジョー」―第二次世界大戦の時代
    コーヒー攻撃とインスタントの不満足感
    勝ち誇るロブスタ豆
    熱狂的な愛好家集団
    黒い霜
    高品質コーヒー革命
    スターバックス体験
    残りかす

  • 【途中】分厚いので時間かかりそう・・・。

  • コカコーラの歴史を書いたジャーナリストであるマーク・ペンダーグラストの意欲作。膨大な資料を元にコーヒーの歴史を概観していく。前半は他でもよく見るコーヒー発見の伝説、中東からヨーロッパへのコーヒーの伝播の歴史だが、後半はアメリカのコーヒーのマーケティングの歴史。これが面白い。最後はスターバックスにまで行き着く。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:619.89||P
    資料ID:50201532

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