- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309228426
感想・レビュー・書評
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難しい…
あー、なるほどと思うこともあれば…
難しい…
眠くなる教授の授業を聞いてる感に襲われた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
”奴婢”という単語には、女偏の字が2つ入っているからこの2文字で名指しされる人はよほど身分が低いとわかるものだ とインパクト大なイントロから入る本。たしかに女偏の漢字一覧見てると気持ちがどんよりしますよね…
本全体はQ&A形式で、特に古代から始まる下層民の経緯についてなど勉強できてよかったが、一方で、LGBT差別や女性差別、外国人差別はあまりにもテーマが大なのに文字数(とおそらく作者の専門性もマッチせず)不足で、もっと日本の歴史的な差別構造だけにフォーカスしたほうがよかったのではないだろうか。例えばLをレズ、Bを両刀使いって書くのは今の時代には合わないし、短縮語っておおむねそれ自体が差別語だからね… -
もう少し読み物として面白いのかと思った。
差別に関しての意見の参考にはなりますが、知識を深めるというより著者の意見を聞いている感。大学の講義の質疑応答集と言えば良いのか。これはこれで味がありますが、そもそもの差別に関して理解を深めようと思ったら他の書籍からスタートした方が良い。 -
Q&A方式になっているが、QとAの対応がイマイチな印象。
またそれぞれの分量が少ないと思う。 -
古来から差別について述べられているがネット社会になって以降の現代については物足りない。
歴史を通して見るとスティグマはともかく差別ありきで社会が廻っていることが認識される。 -
記者から作家へ、くらいしか経歴のない高齢男性の素人持論歴史ご意見本という感じだった
きちんとした史実等を求めて読むのはおすすめしない
せめて女性差別やLGBTQのあたりは専門家や研究者の監修を入れるべきでは?
作者自身が場合によっては蔑称ともされる言葉を(おそらくなんの意図もなく、本人の「普通」として)使っていたり、明らかにフェミニズムが理解できていなかったり男性優位視点だったり 自家出版本の性質が強いのか?
差別を扱うにしては作者自身が…?と訝って少し検索してみたところ…
図書館では選書してほしくないタイプの本 -
「日本史」という表題の割に、学術論文的な小難しさはなく、Q&A形式でまとめられていて、取っ付きやすかった。
歴史学者ではないのだから、もっと庶民の側から見た、市井の民俗学史的な筆致を期待していたので、そこは残念。 -
1 平城京と平安朝の下層民(古代日本の奴婢とはどういうものですか。;「五色の賎」とはどういうものですか。 ほか)
2 武家政権下の下層民(武士はひくい身分に置かれたのですか。;白山神社は賎民に信仰されたのですか。 ほか)
3
徳川政権下の下層民(身分差別とはなんですか。;江戸幕府は「士・農・工・商・穢多・非人」の上下関係を明文化したのですか。 ほか)
4 近代社会の下層民(「解放令」とはなんだったのですか。;「新平民」はなぜ差別呼称なのですか。 ほか)