生殖の哲学 (シリーズ・道徳の系譜)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309242859

作品紹介・あらすじ

これまでの生命=生殖論を覆し、生と死を根底から見直すための未来の哲学。

感想・レビュー・書評

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  • 小説フランケンシュタインとかモロー博士の島を読んでからの本書を読むのが良い。

    非常に倫理的な問題を含む遺伝子工学に関して、重要な物事の考え方を提供してくれる。

  • 本屋で目についた本がちょうど自分が昼に書いてたのと同じ話題だったので買って帰って一気読みした。俺ももっとパンクにならなければと思った。

  • [ 内容 ]
    これまでの生命=生殖論を覆し、生と死を根底から見直すための未来の哲学。

    [ 目次 ]
    第1章 未来からの視線―生命・自然(死と死者にとらわれた時代;未来の予測―地球温暖化・環境化学物質・移入種・バタフライ効果;未来の兆候―ターミネーター・エイリアン;性と死―生ける屍;生殖の未来―フランケンシュタイン博士・モロー博士・ダナ・ハラウェイ;有望な怪物―優生思想批判)
    第2章 生殖技術を万人のものに―「交雑個体」を歓待する(論外なこと;生殖補助技術;クローン技術;新胚作出技術)
    第3章 未来と生殖をめぐって

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著者プロフィール

小泉義之(こいずみ・よしゆき)立命館大学大学院先端綜合学術研究科教授(哲学・倫理学)

「2016年 『反東京オリンピック宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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