新しいアナキズムの系譜学 (シリーズ・道徳の系譜)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309244693

作品紹介・あらすじ

ルクリュの「アナキスト地理学」、グリッサンの「群島的世界」、ドゥルーズ/ガタリの「地理哲学」、戦術の多様性、都市的蜂起、多頭のヒドラ、生体多様性、「権力」の抱擁と溶解、「組織化」の時代-もっともラディカルな思考たちと実践たちを踏破する中から、壮大なダイナミズムと情動にみちた新たな理論を構想する、来たるべき哲学/運動への序曲。

感想・レビュー・書評

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  • <blockquote style="background-color:silver; padding:0.5em;">ヒップホップの地下鉱脈にどのような思想が流れているのか/流れているべきか。
    そういう興味だけでも、本著は読まれていい。</blockquote>
    といとうせいこうが推薦。

    手にとって見たが、これが難解。
    ドゥルーズ/ガタリや千のプラトーなどの基礎知識がなければ理解できないのかもしれない。

    読了のステイタスにするものの、およそ理解とは遠い。

  • 昔読んで、不十分な理解。もう一度読む必要あり

  • 第一章でのエリゼ・ルクリュという地理学者、アナキスト革命家の導入は絶妙。

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著者プロフィール

翻訳家・批評家・Autonomedia編集委員。1980年渡米、ニューヨーク在住。国家工作にかかわると同時に翻訳・執筆活動に従事。
訳書:Kojin Karatani,Transcritique(MIT Press)
Arata Isozaki,Japan-ness Architicture(MIT Press)
David Graeber 『アナーキスト人類学のための断章』(以文社、2006年)
David Graeber 『資本主義後の世界のために』(以文社、2009年)など多数。
著書:『ニューヨーク列伝』(青土社、2006年)
『新しいアナキズムの系譜学』(河出書房新社、2009年)
『死にゆく都市、回帰する巷』(以文社、2010年)など多数。

「2016年 『負債論 貨幣と暴力5000年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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