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- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309246475
感想・レビュー・書評
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ミニという自動車が今もなお愛され続ける理由を探っている。アレック・イシゴニスがスエズ危機に直面したイギリスで、新しい技術を取り入れながらミニを開発し、レーシング技術者のジョン・クーパーと協力して、ミニ・クーパーを作り上げる歴史が描かれている。BMW傘下になってからも、ミニらしさという伝統を失わず、しかし、古さを感じさせないクルマづくりを続けており、新しさ、遊び心を感じさせる。現行の3代目ミニを見ても、それがミニだとわかる理由をわかりやすく説明している。
「ミニを買うという行為は、単に新車を手に入れることにとどまらず、生活に自分らしい彩りを加えることに通じる。」という言葉が端的にこの車を表している。
ドライバーが思うように自動車を運転することができる性能を「人馬一体」といったりするが、ミニの場合はそれに加えて、馬と接するような温かさも含めて「人馬一体」なのだなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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