最高の結果を引き出す質問力:その問い方が、脳を変える!

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309247847

感想・レビュー・書評

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  • 一周読んでみました。
    サクッとしか読んでいないが個人的には実践的なことが少ないような、、、

  • 質問とは、人に対してするものだと思い込んでいたが、
    自分に対して有効なのだという点が目うろこ。
    未来のアクションにつながる質問が良い質問と言うふうに捉えた。
    茂木さんは、文体も明るいのが、好き。

  • 【星:3.5】
    「質問力」というテーマ自体に対する内容としては正直大したことはない。

    ただ、著者らしく「質問力」というテーマを脳科学という観点からも論じているという点は興味を引いた。

    ファシリテーション、問題解決などの観点からこのテーマについて書かれることが多い類書とはその点において一線を画していると感じた。

  • 具体的に良い質問とは?
     – 空気を変える
     – 相手の経験を聞く
      – あなたは、どうした?
      – あなたの場合は?
      – あなたはどんな感じ?
     – 好きなものを聞く

    ・いい質問は”感情力””メタ認知力””論理力”で生まれる
     – 現状への違和感
     – それに気づく
     – どうするかを考える
    ・他人は自分についてさまざまなシグナルを送ってくれている、顔の表情に出していることもある
    ・世の中は複雑で、その複雑なパラメータの中でもの事が決まっていく
    ・この人はどうしてこうふるまっているのだろうか?と問う
     – この人はこういう場面でこうふるまうと予測する
    ・相手のことをよく見る
     – 表情
     – 声色
     – 姿勢
     – 動き
    ・自分で自分の締切を創る


    ・頭がいい人ほど質問をする、「これが分からない」と言える
     – 「分からない」、「できない」を正直に認める
    ・いい質問は、実際に具体的な行動に取り組むことができるような質問
    ・質問力とは、ときめき力
    ・問題を見つける

  • 他者に対する質問力ではなく、自分に対する質問力だった。ビジネス本というよりも自己啓発本。

  • 疑問と質問はちがう

  • 自分と異なる他者に対して、どのように心を開き、理解をして思いやり、そして自分自身の発展につなげられるか。
    そんな人とのコミュニケーション方法についてのヒントが詰まった本だった。

    自分用サマリー
    ■質問とは何か
    ■カウンセリング力
    ■同意を求める悪しき質問
    ■なぜなぜ質問への対応方法
    ■共感と論理
    ■異質なものとの出会い
    ■自分の問題と正直に向き合う
    ■しっくりくるまで時間をかける
    ■お茶を飲む
    ■芸術の効用

  • 質問をする行為に対する苦手意識が以前よりあったので何かヒントになればと思い軽く手に取ってみたら、やはり茂木さんだけあって「質問すること」自体の捉え方や意義など一見分かりのいい言葉で書かれつつも抽象性が高く、読むタイミングによって印象が変わりそうな本だなぁと思った。

  • 科学的真実という言葉に騙されないこと。
    専門家でも、不確定な部分はいっぱいある。

    質問力というものは、イメージすれば、泳げない海をなくすための力みたいなもの。自分にとっての世界観を変えることができる。

    質問と疑問は似て非なるものであることを理解。

    以上、この3点が勉強になった。

  • 質問力とは人生をときめかせる力=生きること
    質問することで問題が浮き彫りになり、解決法を提案できる→正解は誰も知らないし、やっと提案した解決法もベストではないかもしれないけれど、問題を見つけることで正解を少しずつ変えられる
    世界をこうしたいというのは、自分が考える問題
    今、目の前にある一歩が、前より少しでもいい方向に近づくのであれば、それは十分にいい質問であり、いい答え
    やれる努力をしっかりやることが大事
    自分の本当の問題を知りたいと思ったら、意識に邪魔をさせない方がいいし、無意識は答えを知っている
    人生を安定させ、うまく進めていくためには、欠点も含めて自分と向き合い、自分を許す

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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