家族を「うつ」からすくう本 あなたのうつ病治療は間違っている

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309251783

感想・レビュー・書評

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  • 知ってることがほとんどでしたので、ごくごく当たり前のことが書いてあるんだとおもいますが、自分や家族の言動、患者の症状を省みる時に役に立ちました。
    患者が家族にいると、わかってはいても時に冷たくせざるをえない場合もあったりするので、そんな時に自分を納得させるという意味でもこういった本をいくつか読んで家族の態度、方針を固めるということは重要だと思いました。そういう意味でも家族と話をする機会が急激に増えるので、確かに本書のラストにあるように、家族のきずなを深めるチャンスと言う見かたもあるにはあると思いました。


    欲を言えばうちのケースのように本人がうつ病とまったく向き合う気がない、拒絶しているというケースで患者本人と協力していけない場合の対処方の例もあれば助けになったかと思います。結構団塊の世代はそういう人が多いのかもしれませんが、うちの患者の偏見や差別が強すぎるだけかな、、、

  • 「メンタルサプリ」と同著者。

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著者プロフィール

"精神科医、医学博士。うつや不安、依存などに多くの治療経験をもつ。英国家族療法の我が国初の公認指導者資格取得など、薬だけではない最先端のエビデンス精神療法家としても活躍。近年はトラウマから高血圧にまで効く“感情日記”提唱者としても知られる。早い時期から食と栄養、読書、運動等の代替医療効果を提唱し、自ら臨床実践してきた。複雑なこころの治療では、“ハンマーを持つと、すべてが釘に見える”一流の専門家より、多彩な“道具”を持つ「二流のオールラウンダーこそ名医」がモットー。
著書に『日記を書くと血圧が下がる 体と心が健康になる「感情日記」のつけ方』(CCCメディアハウス)、『家族をうつから救う本』『薬を使わずに「うつ」を治す本』、『世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ』(河出書房新社)、『きっと、心はラクになる』(かんき出版)、『ネガティブのすすめ』(あさ出版)、『「脳の炎症」を防げば、うつは治せる』(永岡書店)など多数。 "

「2021年 『8050 親の「傾聴」が子どもを救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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