システィーナ礼拝堂を読む

著者 : 越川倫明 松浦弘明 甲斐教行 深田麻里亜

• 河出書房新社 (2013年9月9日発売)

感想・レビュー・書評

[hawaii0521さんの感想 · 2017年2月25日]

バチカンのシスティーナ礼拝堂の成り立ちから、天井画、有名な「最後の審判」だけでなく、かけられているタペストリーの内容まで詳細な解説した本。半年くらい前にシスティーナ礼拝堂を訪れる機会に恵まれたが、天井画と「最後の審判」ばかりに気を取られ、タペストリーがあったことには全く気付かなかった。
描かれている絵の内容とその背景をを詳細に解説してくれるので、これを読んだら、再度礼拝堂をじっくり見学したくなった。

著者プロフィール

越川倫明（こしかわみちあき）
1958年東京都生まれ。東京大学大学院科学研究科修士課程修了。国立西洋美術館主任研究官を経て、東京藝術大学美術学部教授。専門はイタリア美術史。

「2021年 『レオナルド・ダ・ヴィンチ　失われた大壁画の記憶』 で使われていた紹介文から引用しています。」