英国・カントリー とっておきのティープレイスへ---紅茶の国のティールームからB&Bまで

  • 河出書房新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309270982

作品紹介・あらすじ

コッツウォルズ地方、湖水地方、ノーフォーク地方、サセックス地方。英国を代表する4つの美しいカントリーサイドにある素敵なティールームや、その周辺のB&Bやアンティークショップなどを紹介。

感想・レビュー・書評

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  • コッツウォルズ、湖水、ノーフォーク、サセックス地方の
    ティールームやB&B、アンティークショップが紹介されています。

    英国カントリーなので自然に囲まれたティールームや内装の
    写真が沢山載っていて、特にガーデンティーを
    楽しめるティールームには憧れました。

    が、肝心の食べ物や飲み物については写真がぼけていたり
    「もうちょっとちゃんと見たいんだけどなあ」という
    アングルだったり、大体の値段も書かれてなかったので
    痒いところに手が届かない感じがしました。

    それにしても当然の様にクロテッドクリームがっつりで羨ましい。
    日本だったら「この店は生クリームなのかクロテッドなのか」
    をメニューやサンプルを見つめて気にしなくてはいけない。

  • イギリスに旅行に行ってみたい!と本当に思いました。

    それも、ツアーとかではなく、ふらふら小道に入ってお店見つけて‥。
    って気まま旅。


    ずっごく素敵な1冊でした。

  • イギリス好きにはたまらない本じゃないかなぁと思います。
    これを読んでるとイギリスに行きたくなります。
    ちょっとだけ苦手な部分があるんですが。
    それは人それぞれだろうし、たぶん気にするのはワタシくらいなもんだろうだから。割愛。

    あー、でもクリームティーばかり食べてると飽きるんですよね。
    そんな旅して大変な目にあったことがw

  • 英国の田舎の一軒家カフェ風な店も出ていて、全部行ってみたくなりました。写真がまた、いい季節のイギリスの青々した爽やかな雰囲気をそっくり写しだしていて癒されます。

  • 英国に住んで11年の、紅茶研究家スチュワード 麻子さんが紹介する、美しい英国カントリーに根付いるティールーム・ガイド本。

    最も人気の観光地、コッツウォルズ地方。湖もそれを囲む自然も毅然とした、湖水地方。平坦なファームランドが海岸線まで続く、ノーフォーク地方。緑の丘がなだらかに続き、果樹園に果物がたわわに実る、サセックス州。4つの地方に分け、実際に現地に赴いて情報を集めたとのこと。それだけに、現地感あふれる文章だ。楽しいし、素晴らしい。

    1店舗ごとに写真があり、文章と相まって、店のあたたかさ、落ち着き、それにオーナーたちの優しさが伝わってくる。「紅茶の国のティールーム」なんて素敵な響きだろう。童話の世界のよう。

    表紙、アフタヌーンティーの3段ケーキスタンドのおいしそうなこと。夢の3段ケーキスタンド。スコーンにクロテッドクリーム。ジャムも。小さめなサンドイッチ。焼き菓子やケーキ。バラの花びら、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、それにレモンなどが皿の隙間を埋めてより華やかに彩られている。
    子供の頃の夢が「お菓子の家」なら、この3段ケーキスタンドを中央に据えたアフタヌーンティーの優雅さはまさに大人の夢、なーんて思ったりした。

    素敵なテーブルクロス、選ばれしカップ&ソーサー、ティーポット、ミルクピッチャーにシュガーポット。気配りの行き届いたテーブル・コーディネイトが気持ちを浮き立たせてくれる。堅苦しさなんてない。ただ、お客様の笑顔のため、という店の姿勢がうかがえ、居心地が良さそう。愛情の籠った素敵なおもてなし風景だ。きっとお客様はすっかりリラックスして、ティータイムを満喫することだろう。そんな魅力的なティールームはどこも、住人の日常生活に根付いているというのだから羨ましい。

    東京でも、もちろん3段ケーキスタンドでサービスするティールームはある。でも、日本のって本書で紹介されるティールームとはどこか違ってない? 絶対違う。
    東京では高級ホテルや百貨店にあったりして、格調の高さばかり妙に強調されている気がする。雰囲気が堅苦しく、開放感に乏しい。もちろん格調の高さは大切だろうし、ロンドンでもホテルでは格調高くサーブされるようだ。でもロンドンなら、本物の歴史の中で培われてきたせいか、浮ついた感じがない。客も店も板に付いている感じだ。
    日本でも、本書の「英国・カントリーのティールーム」感覚を実現した店ができるといいなぁと思った。コーヒーに負けるな。コーヒーも大好きだけど。

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著者プロフィール

ロンドンの紅茶会社でテイスターとしての業務研修後、イギリスのお茶資格機関であるUK Tea Academy ロンドンの講師、および日本校 ティーアカデミージャパン代表となる。現在、英国式紅茶 スクール「Infuse Tea」を東京の自宅で主宰し、英国式紅茶の レッスンを行っている。日本紅茶協会認定シニアティーインストラクター。著書に『英国スタイルで楽しむ紅茶』(河出書房新社)他。

「2021年 『Tea Time 11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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