パウンドケーキ バイブル

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 58
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309283432

作品紹介・あらすじ

材料はバター、砂糖、粉、卵の4つだけ。しかも、すべての材料が同じ重さでOK。材料を混ぜ合わせて、オーブンで焼けば完成。これだけ簡単でシンプルだからこそ、パウンドケーキは奥深いお菓子なのです。混ぜ方や手順をちょっと変えるだけで、仕上がりが変わってきます。小さな差で、うんとおいしくなるのもポイント。ふわふわ、しっとり、どっしりなど、自分好みの食感を見つけてほしくて、4種の作り方を紹介。粉や砂糖、バターの違いについても、詳しく解説しています。バウンドケーキの魅力である、バリエーション豊かな味わいも。定番のチョコレートやフルーツのほか、和風やチャイ、マーブル模様や2色、塩味も紹介しています。そして、デコレーションのアイデアも魅力のひとつ。プレゼントやおもてなしなど、さまざまなシーンで使える、かわいいアレンジが満載です。

感想・レビュー・書評

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  • パウンドケーキである。フランス語だとカトルカール。卵、粉、バター、砂糖を同量。天秤はかりの時代、卵を片一方にのせて、他の材料を測ったことでレシピは作られた・・・かどうかはわからないけど、そんな感じじゃないのか、と予測。
    同じ材料でも混ぜる順序や混ぜ方によって仕上がり、風味が変わってくる。シュガーバッター法、フラワーバッター法、ジェノワーズ法、オールインワン法、そして共立てか別立てか・・・。と意外と奥が深い。
    個人的に作るときはジェノワーズ法が多い。それが好み…ではなく、いつも急に思い立つため、バターを室温に戻す時間がないから。(あ、バターと粉を入れる順序が逆だった!)
    で、この本、フラワーバッター法はないものの、4種類を詳しく解説。粉、砂糖、バター(とオイル)の種類についても丁寧に解説しているので、非常にわかりやすい。

    と、本棚に眠っていた本をごそごそと取り出してみたのは、ある方が「パウンドケーキ焼いてきたんです」ともってきたのが、どうも玉子が分離したっぽい(味はいいけど・・・)。何を見て作ってるのか尋ねたら「クックパッド」・・・。あー、そういう時代なのね。でも、ちゃんと基本は知ってたほうがいいよ、と親爺の老婆心ながら思った次第。
    まあ、五十歳目前の親爺が、ケーキのレシピ本をあげるのはどうかと思うが、興味深そうに読んでいたので、よしとします。

  • エレシバターとグレープシードに挑戦したい!

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著者プロフィール

料理研究家。店舗の立ち上げやメニュー開発、書籍や雑誌、広告等で活躍中。幼少期から本を見てお菓子を作ってきたので「あの頃の自分でも失敗なくできるようなわかりやすく丁寧な本作り」を心がけている。著書多数。

「2023年 『はじめて絵本 わくわくおべんとう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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