- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309283432
作品紹介・あらすじ
材料はバター、砂糖、粉、卵の4つだけ。しかも、すべての材料が同じ重さでOK。材料を混ぜ合わせて、オーブンで焼けば完成。これだけ簡単でシンプルだからこそ、パウンドケーキは奥深いお菓子なのです。混ぜ方や手順をちょっと変えるだけで、仕上がりが変わってきます。小さな差で、うんとおいしくなるのもポイント。ふわふわ、しっとり、どっしりなど、自分好みの食感を見つけてほしくて、4種の作り方を紹介。粉や砂糖、バターの違いについても、詳しく解説しています。バウンドケーキの魅力である、バリエーション豊かな味わいも。定番のチョコレートやフルーツのほか、和風やチャイ、マーブル模様や2色、塩味も紹介しています。そして、デコレーションのアイデアも魅力のひとつ。プレゼントやおもてなしなど、さまざまなシーンで使える、かわいいアレンジが満載です。
感想・レビュー・書評
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パウンドケーキである。フランス語だとカトルカール。卵、粉、バター、砂糖を同量。天秤はかりの時代、卵を片一方にのせて、他の材料を測ったことでレシピは作られた・・・かどうかはわからないけど、そんな感じじゃないのか、と予測。
同じ材料でも混ぜる順序や混ぜ方によって仕上がり、風味が変わってくる。シュガーバッター法、フラワーバッター法、ジェノワーズ法、オールインワン法、そして共立てか別立てか・・・。と意外と奥が深い。
個人的に作るときはジェノワーズ法が多い。それが好み…ではなく、いつも急に思い立つため、バターを室温に戻す時間がないから。(あ、バターと粉を入れる順序が逆だった!)
で、この本、フラワーバッター法はないものの、4種類を詳しく解説。粉、砂糖、バター(とオイル)の種類についても丁寧に解説しているので、非常にわかりやすい。
と、本棚に眠っていた本をごそごそと取り出してみたのは、ある方が「パウンドケーキ焼いてきたんです」ともってきたのが、どうも玉子が分離したっぽい(味はいいけど・・・)。何を見て作ってるのか尋ねたら「クックパッド」・・・。あー、そういう時代なのね。でも、ちゃんと基本は知ってたほうがいいよ、と親爺の老婆心ながら思った次第。
まあ、五十歳目前の親爺が、ケーキのレシピ本をあげるのはどうかと思うが、興味深そうに読んでいたので、よしとします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エレシバターとグレープシードに挑戦したい!