- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309289731
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自由で美しく、幻のような楽園の、日本の無人島37を紹介。
I部 楽園の扉
現れては消える島①純白の島
現れては消える島②サンゴ礁・浅瀬
砂浜だけの純白島 極上ビーチの島
美しい砂浜と岩の島 実践編 楽園の準備
II部 異彩の楽園
実践編 楽園の余韻
楽園地図、参考文献有り。
4ページに、カラー写真とデータ、続いて紹介文と簡易な地図。
または、モノクロ写真での構成。
青い空の下の美しい風景は、楽園か、或いはあの世の如く。
海原に浮かぶ白い浜。個性的な岩。
地形や砂浜が素晴らしい小さな無人島。
干潮時、又は年に数回現れる、幻のような浜や島。
波の浸食により何時かは消える、真の幻になる場所もある。
忘れてはいけない伝説や歴史を、秘めた島もある。
サルで有名な幸島、シカとクジャクが暮らす島。
驚いたのは、意外とアクセスがある場所が多いこと。
青い空と輝く太陽の下で、永遠の感覚を味わってみよう。
但し、行けるかどうか、素晴らしい景色に出会えるかどうかは、
自然次第。海も空も気紛れだから。 -
ここではないどこか遠く、自由な楽園へ行きたい。では楽園とはどこだ? 離島だ。というわけで、日本の離島、中でも無人の島37カ所を著者は訪れた。
著者の求める楽園の定義がおもしろい。
自由・・明るい陽射し、透明な海
色彩・・美しい砂浜、豊かなサンゴ礁
解放・・ほぼ人工物がない
静寂・・住人がいない、混雑しない
神秘・・小さな「島」の幻想性、一瞬現われる非日常性
最北では宗谷岬の北の「弁天島」から、最西端は与那国島の西、「トウイシ」島まで。やはり沖縄が多くなっている。「トウイシ」は満潮時でも海面上にあるとして2019年6月から国土地理院の地図に名称が表記されるようになった。
取材時期は2019年(3カ所)、2021年。
2022.3.30発行 図書館 -
荒天の時は印象が一変するだろうな…。
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<目次>
第1部 楽園の扉
第2部 異彩の楽園
<内容>
第1、2部で都合37の無人島(大潮や干潮でしか陸にならないところを含む)が紹介されている。もっと写真が当てもいいと思う(しかもカラー)が、何となくもの悲しい文章ともに、「楽園」が紹介されている。なかに「実践編」も書かれているので、どうしても行きたくなった人(読んでいると意外と行きたくなる)は行動あるのみ! -
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https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1306073 -