夜間飛行 (河出文庫 な 7-14 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (1995年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404615
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれて読んだ。長野まゆみは友人の好きな作家でもあるので。おいしそうなメニューや、きらきらひかるものの比喩がたくさん出てくる。銀河鉄道の夜風に仕立てました、という感じの物語。
あとがきによると、こんな無害な物語だけど、実は当時の社会へ抗議したものになっているらしい。しかし全くぴんとこないや…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わたしは、この方の書かれる冬の世界がとても大好きだと思っていたのですが、この1冊に関しては全く違い、
夜に浮かぶ檸檬色の淡くてきらびやかな世界がとてもとてもお気に入りです。ポーリィの歌の軽快なリズムを挟みつつくるくると変わる場面展開も、好き。 -
素敵なものを全部つめこんだようなきらきらしたおはなしです。
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賢治を思わせるキラキラの世界。多幸症系メルヘン。
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プラチナとミシエルの仲間になりたい!でもやっぱり憧れるしかないんだよね。ああ良いな、夜間飛行私もしてみたい。きっと、二人のようにはならないのだろうけど。
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プラチナ・ミシエルの二人の少年が織り成す幻想的なファンタジー。遊覧飛行に出かけた少年二人に、様々な不思議な体験、光景が降り注ぎます。さもその場に自分がいるかのような、そんな錯覚を覚える、想像力を掻き立てられる作品。
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好き!!どことなくアリス的だと思いました。プラチナとミシエル。
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言葉の美しさにただただ惹き込まれた。<br>
読み込むうちに、少年たちの小さな遊覧旅行に同行しているような気分になれる。 -
<font color="blue">最後の鐘は、カン・パニア。</font><br>
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長野ワールドの少年世界。サンテグジュペリの同名小説と共に思い出すのは、やっぱり「銀河鉄道の夜」。 -
キラキラ。