- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309407623
作品紹介・あらすじ
好きなものは美女と野球。のんべんだらりんと、底の浅い濁流のような毎日。タキシードを着て司会をし、双子の姉妹やコントの国の人に会い、レコード会社を作り、オカンとオトンと三人で夜の東京タワーを見て…コク深くて笑いに満ちた、愛と哀しみのエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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リリー・フランキーは本当凄い…
この本のほとんどが下ネタ。最初はそれにも笑っていたが、あまりにもずっと下ネタなので疲れてしまった。固い本の息抜きに少しずつ読むと良かったかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひたすら下ネタ…。こんな表現本にして大丈夫か!?って感じでした。時々深いことが時々ですけどね。
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下ネタ多くてなんかハラハラしながら読みました笑
「そーなんだから、しょーがない」は面白かった。
そーなんだから、しょーがない。というスタンスの人には、何を言っても無駄だって。
ほんとにそーだな。
なんで!?となったらこっちが負け。
わたしも「そーなんだから、しょーがない側」に行きたい。 -
この題名のセンスだけで読む価値あり。
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昔の小説を読むと、やっぱり時々感慨深いものだけども、エッセイを読むのもまた。だって連載がクロスビートって!懐かしいな、おい。ってことはもしかして読んだことあるのかな??今どうなってるんかなーと思ったら2013年に休刊してた。あらー。すかしたロッキンオンよりリリーフランキーはこっちだよな。
などと通らしいセリフを吐きつつ、割とどうでも良い事を言っているように見えて、時としてケツの穴をかく時の解放感を深く論じてみたり、まぁやっぱりどうでも良い事を語ってたりするんだけども、あんまり難しい事語られても頭に残らんし、じゃあ下らんことでも頭に残ったほうがよっぽどボケ防止になって良いよね。 -
世の中色々な人がいるものだと元気になれる。ときたま鋭い意見もあったり。きれいごとがないのが良い。
「人間、上下は無いが左右はいくらでもある。」
この言葉いいなぁ。 -
リリー・フランキーとゆう一人の天才は素晴らしい偉業を達成したと思う。
それはこんなハチャメチャな書物を世に放ったことだ。
僕は読破後から未だにずっとこの本が頭から抜けきれず何かがくすぶっている。 -
ゲスさがベースでも、垣間見えるリリーさんの哲学が素敵でどんどん読んでしまう。例えば163頁
「あんた以外の人間はみんな、あんたじゃない。ボクは出不精で面倒くさがりだけど、なるべくいろんな人に会って自分が当たり前に思っていることを修正したいと思っている。」
これはまさに私もずっと思っていた。
けれど理由は今まで分からなかった。
そしたら続きに答えを書いてくれてました。
「自分の考えていることが正しい、と思うことが怖いからだ。」
あぁ、なるほどそうか!
人脈の広さがステイタスだからとかどうでも良くて、自分の常識を疑いたいから人に会うのか。
だからリリーさんはカッコイイのか。
まぁ、ただこの本は9割ゲスい。 -
朝の電車で読んじゃダメな本(笑)
エロ面白いなかにも
リリーさんの哲学がチラリで
実はちょっと深い。
たまに切なくなるのもいい。
文庫版あとがきは
ちょっと泣けます。 -
うーん、嫌悪感ぬぐいきれないけど、アミーゴ、差別、ちり紙、レコード会社。。。。救われるパワフルさ。不覚にも笑い込み上げた。後半慣れて、眉間のシワ緩和された。