わたしの寄席 (河出文庫 あ 12-4)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309409009

感想・レビュー・書評

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  • 文楽、志ん生、三木助、可楽…
     名人と寄席がもっと庶民の生活に身近にあった時代を感じさせますね。
     アンツルさん、勝手に堅物の人の印象がありましたが、江戸弁べらんめえ調の人なんですね。その語り口の中に寄席とそこに出てくる芸と芸人達への愛情が溢れてる一品。特に文楽については芸の神髄に、志ん生については家族を含めた人となりについて多く頁が割かれています。特に志ん生の大津絵のくだりは味わい深い。

  • 1966年刊行の本の再編集、文庫化
    242pに松旭斎天洋師の記述あり。

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著者プロフィール

1908(明治41)年東京市浅草区向柳原町生まれ。8代目竹本都太夫の長男。都新聞を経て文筆家へ。落語を中心に芸能全般の評論を手がける。また演芸プロデューサーとしても活躍。63年「巷談本牧亭」で直木賞受賞。69年、持病の糖尿病が重くなり、都立駒込病院で死去。

「2020年 『東京の面影 安藤鶴夫傑作随筆選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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