円朝 下 (河出文庫 こ 13-2)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309409115

作品紹介・あらすじ

師に同じ演目を先に話されたことから、新作を始め、自らの媚びを嫌い、生地だけの素話に活路を求めた円朝だが、大看板の人気にも翳りがきざした。上方へ修業に出、自分を離れて芸はないと得心したことから、八丁荒しの大評判とともに江戸に戻る。運命の女性、禅との出会いの中で、維新後の芸道と人生の困難を切り拓いていく。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    <上>
    人情話を確立したが、新境地を模索し上方へ。
    近代落語の祖三遊亭円朝。
    その人と芸を描く円朝小説の最高峰。

    <下>
    師に同じ演目を先に話されたことから、新作を始め、自らの媚びを嫌い、生地だけの素話に活路を求めた円朝だが、大看板の人気にも翳りがきざした。
    上方へ修業に出、自分を離れて芸はないと得心したことから、八丁荒しの大評判とともに江戸に戻る。
    運命の女性、禅との出会いの中で、維新後の芸道と人生の困難を切り拓いていく。

    [ 目次 ]
    <上>


    <下>


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    [ 結論 ]


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著者プロフィール

1894年生まれ。作家。慶應義塾大学教授(国文)。直木賞選考委員を長くつとめる。著書に『鴎外荷風万太郎』『新妻鏡』『場末風流』『食いしん坊』等。1994年没。

「2012年 『天下一品 食いしん坊の記録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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