ON THE WAY COMEDY 道草 平田家の人々篇 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412634

感想・レビュー・書評

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  • 木皿泉の描く世界が好き。
    登場人物は、父・小吉 母・小麦 娘・歩 とボーイフレンドのコンドー君の4人のみ。
    FM東京のラジオ番組だったらしい。聴いてみたかったな。
    毎回、冒頭の西村雅彦のナレーションがまた面白い。
    CMのあと、ドラマが始まります。で始まる。

    他愛のない日常を切り取って、普通の人たちの普通の会話が
    これほど、いとおしく感じられるなんて。
    向田邦子の世界と通づるものがある。

  • 平田家の放浪クリスマスパーティー可笑しかった~wそんなコントのような話もあれば、不意に胸にスルリと入ってくる台詞もあって、いいことも悪いことも誰かと分かち合える幸せの木皿ワールド全開。

  • 同時に読んでる2冊を軽く抜かして読み終わりました。「さて、無事に電車に乗れた、休憩休憩」などと思いながら気づけばこの本を手に取っている。一服の一冊。

    ラジオドラマだから全部会話。それって、小説とかよりちょー読みやすいってことなんですね。だって情景描写とか無いし。喫茶店の隣の席の会話とか聞いちゃうのは会話の魔力せいなのよ。

  • 読了。可もなく不可もなく。とはいえ、ラジオドラマとしては画期的だったそう。へぇ....

  • ラジオドラマの書き起こしなので、一つ一つの話が短く、必ず完結している。なので、いまいち食指が動かず、なかなか読み進められなかった。話は面白かった。長編を希望する。

  • ラジオドラマってもっと刹那的でいいと思います
    このシリーズでは1冊丸々平田家なのでこの家族にハマらなければ苦痛

  • 家族、めんどくさいけど、ええもんや。

  • 最近、ラジオを聴かなくなったけど、実は結構好き。。。

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    「少し頼りない父、おおらかな母、鬱陶しいけど両親が好きな娘と、家出してきた同級生の何気ない日常。TOKYO FM系列の伝説のラジオドラマ初の書籍化。オマケ前口上&あとがきも。解説=高山なおみ」

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著者プロフィール

夫婦脚本家。ドラマ「すいか」で向田邦子賞、「Q10」「しあわせのカタチ~脚本家・木皿泉 創作の“世界”」で2年連続ギャラクシー賞優秀賞。他に「野ブタ。をプロデュース」等。著書『二度寝で番茶』など。

「2020年 『さざなみのよる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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