生物学個人授業 (河出文庫 み 26-1)

  • 河出書房新社
3.45
  • (2)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 45
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309413082

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 生物はたった一種類から始まったという事実、そして絶えたことがないという事実、このことに気づかされると、個々の存在とはなんだろうと思う。多数の細胞が入れ替わりながら一つの個体としての生き物が生命活動を続けるように、個々のいきものは生物全体のためにある役割を担って活動しているのだと思う。手塚治虫の漫画「火の鳥」で感じたときと同じように、生命体としての生物のありようにあらためて神秘を感じた。

  • 「体細胞と生殖細胞の違いは?」「DNAって?」「プラナリアの寿命は千年?」…生物学の大家・岡田先生と生徒のシンボーさんが、奔放かつ自由に謎に迫る。なにかと話題の生物学は、やっぱりスリリング!

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1927年兵庫県生れ。生物学者。京都大学、総合研究大学院大学名誉教授、JT生命誌研究館名誉顧問。89年国際発生生物学会からハリソン賞を日本で初めて受賞。著書に『細胞の社会』『生命科学の現場から』他。

「2014年 『生物学個人授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田節人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×