スパイスの科学 (河出文庫 た 34-1)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309413570

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  • スパイスの第一人者が贈る、魅惑の味の世界。ホワイトシチューやケーキに、隠し味で少量のナツメグを…いつもの料理が大変身。プロの技を、実例たっぷりに調理科学の視点でまとめたスパイス本の決定版!

  • 普段料理をする時に、もっとスパイスを上手に活かす方法はないか?
    という疑問を解決してくれる本として読んでみました。

    シソなどハーブ系はジューサーにかけると青臭さが増す。しかし、熱を加えることで独特の芳香を提言させることができる。

    スパイスとしての効能と、ハーブとしての芳香を上手に組み合わせるためには
    調理方法の工夫が必要である。
    言うなれば、調理タイミングが重要で、下味、調理中、仕上げの3タイミングのいずれで投入するかが効き具合に影響する。

    スパイス自身の特性を残したいのであれば仕上げに
    スパイスの効能を食材に盛り込みたい場合は下味で

    焼酎にサフラン
    油にニンニクパウダー
    ジンにナツメグ、グローブ、シナモン

    読書中に特にタメになったのは
    ガリゴールド(ガーリック+油)
    BBQとかの焼き工程でスパイスを火にくべる
    →焼き魚にも応用ができるのではないだろうか?

  • もともとスパイスに興味があったので、手に取った本でした。スパイスの奥深さについて、初心者にもわかりやすく書かれており、俄然、関心が高まりました。
    スパイスの作用を知ると、料理を味わう時の感覚も鋭くなるような気がします。

  • スパイスの分類、ハーブとの違い、成分、機能性とその仕組み、植物の品種別の解説、使い方などが書かれている。気分転換用に軽い興味で手に取ったが、情報の密度が高くて驚いた。第一章から第二章の途中までは精読できたが、それ以降は情報の多さに負けて見出しと興味ある部分しか読めていない。後で詳しく調べたくなったときにまた読み返そうと思う。
    個人的にミントやシソなど栽培経験のある植物のパートは読みやすかった。カモミールを最近育てているので気になっているのだが、本書では言及を見つけられなかった。割とメジャーな方だと思うが、そもそもスパイスとして分類されていないということかもしれない。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50190727

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著者プロフィール

武政 三男(たけまさ みつお):監修スパイスコーディネーター協会理事長ののち、現在、株式会社スパイススタジオ代表。

「2022年 『大人時間を味わう たのしいスパイス絵本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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