- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309414379
感想・レビュー・書評
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彼女の携帯を盗み見るという、良くないことをしている背徳感と緊張感が伝わってくる(だけの)作品。
羽田さんっぽくて好きだけど、中身が濃いかと言われたら首を縦にはふれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
疑心暗鬼の坂道を転げ落ちる哀れな男。逢魔が時という言葉がある。日常の普段は見逃している事、そこに隠れている自分の中の「魔」、顕在化し、膨れ上がり、乗っ取られる。後は、負のスパイラルへ。よく知っていると思っていた彼女が、急に知らない人に変わっていく、怖い。
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彼女の携帯を盗み見るシーンは主人公の気持ちになってドキドキした。最後の終わりがよくわからなかった。
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羽田さんの本は読みやすくこの本も例外ではなかった。主人公が恋人の浮気を疑い携帯を盗み見る、という話で、どんな『隠し事』があるのだろう…と先が気になり、スピード感を持って読める話。相手の携帯を見ても良い事などあるはずもなく…それでも気になって見てしまう。その気持ちは誰もが理解出来る気持ちなので、身近に感じながら読める話。
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本版の花束の何とか。カップルが別れるやつ
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すべての女は男の携帯を見ている。男は…女の携帯を覗いてはいけない!同棲する彼女の携帯を軽い気持ちで盗み見たことから生まれた、小さな疑い。だが、疑いは疑いを呼び、秘密は深まるばかり。引き返せなくなった男の運命は?話題の芥川賞作家による、驚愕の家庭内ストーキング小説。
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続きが気になって、最後まで一気に読んでしまった(笑)
付き合って7年、2DKの狭い家で同棲してる二人の間では、隠し事をしないことが暗黙の了解となっていた。
ある日、彼女がお風呂に入ってる間に、彼女の携帯に新着メールが入る。ディスプレイに表示された名前を見て、彼女に隠し事があるのではと初めて疑惑を持った彼。彼女に真相を問いただせない彼は日を追うごとに疑惑が募り、ついに彼女の携帯を日常的にチェックするようになる…
いやぁ、通信機器は恐いね(^^;
先が気になる終わり方でした。 -
帯の煽り文句ですかね
犯罪臭がしたものですから
読み終わるまで
いや、まだものすごい事が
起こるはず
と思い続けた私の罪は重いです
すみません