- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309415055
感想・レビュー・書評
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良い意味で昔の、戦中・戦後の動乱の時代を生き抜いた方の独特の雰囲気を感じます。
あの時代を生き抜いた方って、
本当につよくて、もの知りで、へこたれずに逞しく、鋭く、良くも悪くも容赦ない。
穏やかでも、内なる強さと深さを持った方が多いですよね(個人的な印象です)
日本人の印象が良いのは、この世代の方のお陰だと思います。心から尊敬します。
徐々に見かけなくなってきてしまいましたが...。
だからこそ、この本を読むとあの世代の方に会ったような、祖母に諭されるような、厳しくもどこか懐かしい気持ちになります。
率直に書かれてるので、好みはあるかもしれません。
でも、いい事を言われているんだろうけど、
自分の年齢じゃまだよく分からない。
ピンと来ない。
たぶん、もっと年齢を重ねないと理解できない。
それが何故か嬉しい。
年齢を重ねる毎に理解がすすむ、
永い付き合いになる本だと思います。
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内容が結構難しいところも多かったけど、
なるほど、考え方が腑に落ちる文章も多くて初めて本に付箋した。 -
基本的に、こういった作品を素直に受け止めるタイプなのですが、これに限っては、相容れず。
期待していただけに残念でした。
2014年31冊目。 -
・わかったような、わからないような。
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既に読んでいたのかと思うほど昔の随筆の盛り合わせであった。
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たしなみ の意味を調べると、趣味や好み、平常の心がけなどでてくるが、この本に一番しっくりくるのは、物事に対する心得、特に芸事などの心得 でしょうか。白洲さん独自の語り口で、正子流の教えです。
何度も読む手を止め理解に努めながら読みました。ただ漠然と日々を過ごすのではなく、豊かに人生を送るためのアドバイスが書いてあります。