はじめての聖書 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 181
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415314

感想・レビュー・書評

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  • 他の読者さんも仰っておられるが、簡潔にまとめられていて難しい用語も少なく読みやすい。大学のキリスト教概論ではあまり理解できず(そもそも聖書のどのあたりを習っているかもわからなかった)苦手意識が残ったが、この文庫では必ずおさえておくべき点で構成されているため読んでいてわかりやすかった。「聖書」の入門書としてとてもおすすめ。

  • 初めて読んだ聖書に関する本。入門書としては分かりやすかったが、一周だけでは理解が追いつかない。本書乃至同様の入門書をまた読んでみようと思う。

  • 本の初めに書いてある通り、これを読めば聖書が分かるということはないが、聖書のキーワードが解説されていて、また違う本を読んでみたいと思った(早速違う本をKindleでダウンロードした)。聖書は西洋人の考え方に影響してる本だと思うので、もう少し深掘りしたい

  • ざっくりと聖書について知れてよかった。
    2回目はノートに書き記しながら読んだ。

  • 聖書に関する書籍を初めて読みました。とてもわかりやすく、著者本人も言っている通り入門編としてはとても良いと感じました。
    少しでも知識のある人には物足りないかもしれませんので、他の書籍を探すと良いと思います。

  • 深井龍之介さんがMCを務められているPodcastに橋爪先生が出演されているのを聴いて始めて本に手を取りました。聖書の入門書としてわかりやすいです。先生の他の著作も読んでみようと思います。

  • 橋爪大三郎先生のキリスト教は西洋文化を理解するための鍵となるものという考えに触発され読みました。我々日本人が桃太郎や舌切り雀の寓話を一般常識として認識するように欧米社会では聖書を理解し、文化や社会制度の根本としている。

    そんな聖書を分かりやすく解説している本であった。ただ、日本に住みキリスト教と接点のないまま過ごした私にとっては、まだ全容が掴みきれない、そんな感想である。本書の推奨のように原書に当たっていくきっかけとなれば幸いだ。

  • 宗教の授業をまじめに受けた記憶がなくても、10年キリスト教学校に通っていればそれなりに知っていることばかりだったけれど、キェルケゴールの思想を理解するうえで基本の基本に立ち返れたという意味では良かったと思う。聖書の通読を試みているものの創世紀すらまだたどり着けていない有様だけど、いっそ新約のほうから読んでみてもいいかもしれないなあ。そのほうが絶対に馴染みはあるわけだし。

    中学生を対象として書かれただけあって平易な文章でわかりやすかったけど、わりと序盤のほうの「フェミニストのひとが、聖書はよくない、先に男を造ったと書いてあるから、というかもしれません。そうしたら、よく読んで下さい、男女はいっぺんに作られたとも書いてありますよ、と言ってあげましょう。」がすっげ~ムカつくな!と思った。別にフェミニストはそこだけで聖書を批判しているわけではないと思うんだけどな……ちょっと卑怯じゃない?とフェミニストは思いました。そこに触れる意味あったのかな。フェミニズム神学についての良い書籍も読んでみたいんだけど、日本語だとなかなか文献がなさそうで悲しい。

  • 聖書は何度かトライしたけど難しくて
    何度も挫折した

    この本は物語として読みやすく
    解説もあるのでわかりやすい

    ただ一読では難しいので
    何度か読み直したい

  • わかりやすい

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著者プロフィール

橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう):1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京大学大学院社会学部究科博士課程単位取得退学。1989-2013年、東京工業大学で勤務。著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『教養としての聖書』(光文社新書)、『死の講義』(ダイヤモンド社)、『中国 vs アメリカ』(河出新書)、『人間にとって教養とはなにか』(SB新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)など、共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『おどろきのウクライナ』(以上、講談社現代新書)、『中国共産党帝国とウイグル』(集英社新書)などがある。

「2023年 『核戦争、どうする日本?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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