ニューヨーク・スケッチブック (河出文庫)

  • 河出書房新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309467276

感想・レビュー・書評

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  • 何年か後に読み返したい。今とは違う読後感になると思う。

  • 短編集。回想、恋愛ものが多いけれど、一つ一つの話に奥行きがある。自分以外の人生を垣間見れたような気がした。

  • 一言、面白い。

  • ピート・ハミルの掌編短編集。
    ほとんどの作品がニューヨークの「市井の人々」のなんてことない日常、過去への郷愁、ほんのささやかなことからの運命の変遷、
    といったものを描いており、まさにウェルメイドなショート・ショート。
    ウディ・アレンの作品と比べてもいいけれど
    これは「ニューヨーク・タイムズ」に載っているようなショート・ショートなのだ。

    山田洋次の「幸福の黄色いハンカチ」の原作「黄色いハンカチ」はバスに乗って遠い日の悔恨とハンカチを待つというただそれだけの設定を
    あの映画に仕上げたことに改めて感服だし。
    何度となく登場するおなじみのヤンキーズの話と酒場と50年代への郷愁。
    それらがハミルが生まれ育った「街」の物語だと気づくとまた別の味わいになる。

  • 山田洋次監督『幸福の黄色いハンカチの原作であるGoing home所収。そのためだけに手にとっても損はない。

  • 34の短編集からなるニューヨークでの人々の日常の一コマ。そのどれにも愛情が感じられて作者は本当にニューヨークが好きなんだな、人間が好きなんだなと思う。「幸福の黄色いハンカチ」の原作者ということを知り一層好きになった。

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著者プロフィール

1935年ブルックリン生まれ。ジャーナリスト、コラムニスト、作家。ニューヨーク・ポスト記者ののち同紙とニューヨーク・デイリーニューズ紙の編集長になる。著書に『愛しい女』『マンハッタン・ブルース』他。

「2021年 『ニューヨーク・スケッチブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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