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- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309467726
感想・レビュー・書評
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初心者向けですが読み応えは充分にあります。その分難しくもありますが。
愛や政治、芸術といったテーマ毎に横断する形式で哲学を手引きします。飽く迄も手引き書程度に考えるのが良いでしょう。
矢張り哲学を学ぶ上で哲学史は必須ですので、そちらはそちらで文献を探して別途勉強すべきです。
読んでいてネックだったのは神と無神論の辺りでしょうか。元々仏蘭西国民向けに書かれた本ですので、基督教文化の価値観を前提として論述が展開されます。日本人には取っ付きにくく感じられるかも知れません。正直自分も上手く飲み込めない感触を禁じ得ませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平易な文章で書かれているが、内容は難解。
淡々と語られるのと、ひとつひとつのテーマが大きいので、一気に読んで消化不良を起こした。正直理解しきれなかった部分も多いが、金言も多い。
巻末におすすめの入門書がまとまっているので、もう少し勉強してから再読してみたい。
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徳を望むのはばかげている。卑劣漢であるか、義人であるか、それを選ぶのはきみであり、ただきみだけにかかっている。まさにきみの値打ちは、きみがなにを望むかによって決まる。
23
道徳は、一人称において語られるかぎりでのみ正当だ。
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ある行為がよいものなのか非難されるものなのか知りたいとしよう。それなら、だれもが自分と同じようにふるまったらどうなるかを自問してみればよい。
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