偏愛的作家論―澁澤龍彦コレクション 河出文庫 (河出文庫 し 1-27)
- 河出書房新社 (1997年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309473321
感想・レビュー・書評
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未読の作家が多くて…。
しかし久生十蘭は頷きながら読みました。この人も死してよもや日記が公開されるとは思いもよらなかっただろうなぁ、と同情してしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
石川淳/三島由紀夫/稲垣足穂/林達夫/滝口修造/埴谷雄高/吉行淳之介/鷲巣繁男/野坂昭如/花田清輝/安西冬衛/泉鏡花/谷崎潤一郎/堀辰雄/日夏耿之介 /江戸川乱歩/久生十蘭/夢野久作/小栗虫太郎/橘外男/岡本かの子/中井英夫/吉岡実/南方熊楠
(※福武文庫と同じ) -
2009/
2009/
石川淳 三島由紀夫 稲垣足穂 林達夫 滝口修造 埴谷雄高 吉行淳之介 鷲巣繁男 野坂昭如 花田清輝 安西冬衛 泉鏡花 谷崎潤一郎 堀辰雄 日夏耿之介 江戸川乱歩 久生十蘭 夢野久作 小栗虫太郎 橘外男 岡本かの子 中井英夫 吉岡実 南方熊楠
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そうだ、三島由紀夫を読まなくてはいけない!「金閣寺」を!三島の死の数時間後に書かれたこのエッセーを読んで、そう決意した。生々しい。「とうとうやったか・・・」という澁澤の悲しみが、嘆きが。「日本国民すべてがあんまり気違いではなさすぎる」ので、気違いのすすめを三島は自ら実践した、という澁澤の見解は、中学・高校のPTAたちからド叱られそうだが、ド叱るPTAが、あんまり真面目だから、三島は自殺したんだ!と言ってやりたい。自殺は贅沢品だと考える私は、死のカリスマ・三島由紀夫として称えている。
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稲垣足穂と泉鏡花が語られてます。