日本の呪術大全: 役に立つ呪術の方法と効力とは (KAWADE夢文庫 1175)

  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309485751

感想・レビュー・書評

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  • オカルトに興味のあるわたしには、とても勉強になった。
    呪術と言うと、マイナスなイメージしかなかったが、それは使い方によるもの。自分を高めるためのプラスになる呪術もたくさんあることを学んだ。
    具体的に写真やイラストも載せてあるので、分かりやすく、丁寧に紹介されてある。

  • 文庫本なのに盛りだくさん。
    呪術というとおどろおどろしい感じもするが、4章の33種類からなる呪術の体系は、まさに現代において、いろいろな啓発本や願望実現などで言われている手法を網羅したという感じ。
    結局は、呪術とは、自分の信念体系をどう作り、これによって自分をどう創っていくのかに尽きるのだなと納得する。

    日本は「人からして欲しくないことを他人にしない」という儒教的な思いが強い文化を持っている他方で、西洋は「自分にして欲しいことを他人にしなさい」という側面が強い文化となっているそう。西洋においては、何かをしていないと善人ではないと見なされないとのこと。
    その意味で、いまの日本は、だいぶ西洋的になってきたとのこと。確かに・・・
    そうした時代においては、まず「自分は人の役にたちたい」「人を喜ばせたい」、として同時にそれが「可能である」と思ってみるといいようだ。
    そうした、なるほどね、と思うことがいろいろ書いてある。

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著者プロフィール

秋山 眞人(あきやま まこと)1960年生まれ。国際気能法研究所所長。作家、画家。また、コンサルティングや映画評論も手がける。大正大学大学院博士課程前期修了。13歳の頃から超能力少年、コンタクティーとしてメディアで話題を呼ぶ。ソニー、富士通、日産、ホンダなどの一流企業で、超能力開発や未来予測のプロジェクトに関わる。呪力や念力、シンクロニシティ、運命の波に乗る方法などをはじめとする精神世界や、シュメールなど古代文明の調査、取材等を精力的にこなし、テレビをはじめとするメディア出演多数。『強運が来る兆しの法則』、『怖いほど願いがかなう 音と声の呪力』(ともに河出書房新社)など、著書は100冊を超える。

「2023年 『幸運を引き寄せる 神代文字なぞり書き帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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