老人の「複雑な思い」をわかってあげる本

著者 :
  • 河出書房新社
3.40
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309502977

作品紹介・あらすじ

とかく"弱者"という目でみられる高齢者。年老いた親を案じる子の気持ちと、子の生活を一番に考える親の気持ちは、しばしばスレ違い、思わぬ摩擦や対立を生む。近年、大きく変化している高齢者の"思い"をふまえ、親と子の、あるべき向き合い方を探っていく。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最近、義父が体調が悪く、沈みがちだし気になっていたところで目にしたので図書館で借りました。「エイジズム」という言葉、初めて知りました。高齢者に対する差別ですって~。何でも加齢のせいにしてはいけないこと、こちらの思い込みで、老いては子に従えなどという発言はしないことなど、考え方を改めなくてはいけないことがたくさんあり、目から鱗。とてもためになりました。親のこととなると、年なんだから!とつい言いがちですが、改めなくては!

  • 私が倒れたのが38。退院して当時3歳の息子を連れてよれよれと歩いていたら「お孫さんですか」と婆さんに聞かれ大ショック。「そんな格好してるからよ」と。部屋着で歩いてただけなのに。結局、皆、外見しかみてない。そして、どんなに歳をとっても自分は若いと思ってる。死にたくないと思っている。でも、生き物だからいつかは死ぬ。どうやって死にたいか、考えないとね。

全2件中 1 - 2件を表示

林千世子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×