怪異の民俗学 1

著者 :
制作 : 小松 和彦 
  • 河出書房新社
3.50
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本棚登録 : 50
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309613918

作品紹介・あらすじ

人間の心の奥底に迫る「怪異」と「不思議」の世界。さまざまな分野にひらかれた新しい民俗学大系(全8巻)の全貌が明らかに。各巻巻末に小松和彦の書き下し解説を付す。

感想・レビュー・書評

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  • 憑き物、多くは狐憑きについての論文集
    400ページほどあるので、粗雑な論考あれども資料やデータとしてはそれなりに豊富な件数は残っております
    論文として読むには詰めの甘さや独断が目につきますが、読み物としては得る物多いと思います

  • 帯背
    新しい民俗学大系の全貌が明らかに!!
    帯裏
    京極夏彦
    推薦のことば
    怪異を識ることは私達自身の成り立ちを知ることに他なりません。本シリーズから汲むべきものは多い筈です。
    Ⅰ総論
    柳田國男、喜田貞吉
    Ⅱ憑きものの歴史
    酒向伸行、高田衛、川村邦光
    Ⅲ憑きものの民俗学
    千葉徳爾、中西裕二、波平恵美子、佐藤憲昭、松岡悦子、香川雅信
    Ⅳ憑きものの精神史
    昼田源四郎、高橋紳吾、仲村永徳
    Ⅴ憑きものの民俗誌
    桂井和雄、堀一郎、下野敏見、三浦秀宥、浮葉正親

  • 民俗学から精神医療までの、憑き物に関する論文集。
    論文なので少々読みづらい部分はありますが。
    狐憑きなど代表的なものから初めて聞くようなその地方独特の憑き物まで紹介されていて、興味深いです。(2009年10月11日読了)

  • 全8冊。1「憑きもの」、2「妖怪」、3「河童」、4「鬼」、5「天狗と山姥」、6「幽霊」、7「異人・生贄」、8「境界」

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著者プロフィール

1875年生。民俗学者。『遠野物語』『海上の道』などの著作により民俗学の確立に尽力した。1962年没。

「2022年 『沖縄文化論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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