一次元的人間 新装版: 先進産業社会におけるイデオロギーの研究 (現代思想選 3)

著者 : ヘルベルト・マルクーゼ 生松敬三 三沢謙一

• 河出書房新社 (1980年6月1日発売)

著者プロフィール

1898-1979。ベルリン生まれ。ドイツ時代には、ハイデガーの指導の下で教授資格論文を意図していた『ヘーゲルの存在論と歴史性の理論』や初期マルクス研究（邦訳『初期マルクス研究――『経済学=哲学草稿』における疎外論』）を発表。1934年にアメリカに渡り、1941年『理性と革命――ヘーゲルと社会理論の興隆』を刊行。戦後は『エロスと文明』（1955）『ソヴィエト・マルクス主義』（1958）につづき刊行された『一次元的人間――先進産業社会におけるイデオロギーの研究』（1964）によって、「学生運動の父」となった。

「2019年 『フランクフルト学派のナチ・ドイツ秘密レポート』 で使われていた紹介文から引用しています。」