新装版 図説 アラビアンナイト (ふくろうの本/世界の文化)

著者 : 西尾哲夫

• 河出書房新社 (2014年1月15日発売)

感想・レビュー・書評

[boutoumetousさんの感想 · 2020年6月6日]

　カラー図版満載、大人の絵本の趣がある。
　102〜103頁に紹介された３葉のイラスト、パルプマガジン史に特筆されるウィアードテイルズの表紙を飾った女流画家マーガレット・ブランデージではないか！　アラビアンナイトの挿し絵も手掛けていたとは。

[minako2009さんの感想 · 2019年3月13日]

アラビアナイトの時代背景や国、内容を図説で紹介してくれています。
アリババもアラジンも本来はなかったかもしれないことに驚き。

[サンサさんの感想 · 2014年7月16日]

アラビアンナイトの有名な物語の粗筋の紹介と海外向きに翻訳された当時の挿し絵が載せられています。
時代背景や、アラビアの風習などが説明されてます

アラビアンナイト自体の知識があまりなかったので、あらすじがもう少し細かく載ってると嬉しかったです(:_;)

著者プロフィール

国立民族学博物館副館長　人間文化研究機構国立民族学博物館教授／総合研究大学院大学文化科学研究科教授　言語人類学
最終学歴：京都大学大学院文学研究科博士課程修了
学位：博士（文学）
主要業績：「枠物語異聞—もうひとつのアラビアンナイト、ヴェツシュタイン写本試論」堀内正樹・西尾哲夫（編）『〈断〉と〈続〉の中東—非境界的世界をぐ』悠書館　2015。『ヴェニスの商人の異人論—人肉一ポンドと他者認識の民族学』みすず書房　2013。『世界史の中のアラビアンナイト』（ＮＨＫブックス）ＮＨＫ出版　2011。

「2016年 『中東世界の音楽文化 うまれかわる伝統』 で使われていた紹介文から引用しています。」