図説 ケルトの歴史: 文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本/世界の歴史)
- 河出書房新社 (2017年11月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309762630
感想・レビュー・書評
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ケルトといえば小さな妖精のイメージがあったが、それは後に生まれたものだったということを知り、非常に腑に落ちた感じがした。というのも、ケルトには混沌としておどろおどろしいイメージも同時にあり、どこか異質なものを感じていたからだ。この相容れなさの原因を知りたいと思い読んでみたが、キリスト教におされ、存在感を失ったケルトの神々が小さな姿となって残ったと書かれており、なるほどと納得した。
ケルトの渦巻を象徴とした世界観は、どこか既視感を感じる。日本の縄文やアイヌなどにも通ずる何か、があるのだろうか?
この本ではケルトの歴史や美術などについて豊富な写真を見ながら全体を掴むことができたので、これからもっと深く調べてみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
N区図書館
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ケルト神話の詳細は記載されていなかったが、概要、文化の把握ができた
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
本書は図や写真が多くカラーのページが多いので非常に楽しく読むことができる。ケルト神話に関しては以前に読んだことがあるので少しは知識があったが本書に書かれている内容は神話を生み出す土壌となったケルトの歴史、文化が解説されている。 -
祝新装版!、、、何か新しくなったり付け加わったりしたのかな?
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