- Amazon.co.jp ・本 (568ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309862934
感想・レビュー・書評
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まさに一気読みしました。
地球に存在するさまざまな生物のひとつだった人類がなぜピラミッドの頂点に立てたのか。
ネアンデルタール人とホモサピエンスにはどんな違いがあったのか。
認知革命、農業革命、科学革命…
高度な文明を手に入れた人類は果たして本当に幸せになったのか…?
一方で動物たち、植物たち、そして地球は…?
すごく興味深い内容で、
いろいろ考えさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024.3/14
思考の根本から覆った -
最終章における問題提起は今のホモ・サピエンスが無意識または意識的に避けていることの明文化だと思った。ここからほんの先の未来に、私達は私達をはるかに超える人類に置き換わることを想像したくないのだから。
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これ学校で教えてほしい。
歴史は学ぶけど、“人間”の特性とか思考の仕方とか、そもそものところを詳しく聞いたのははじめて。
生物としての私たちについて考えられるのは面白い。 -
関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40245435 -
新たな視点を得られた
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第1部 認知革命
1
属と科、ホモ族のサピエンス
頭の大きさ、思考力
火、調理
ホモ・サピエンスの交雑説と交代説
2虚構が協力を可能にした
7万年前に他の種族を根絶やしに、7万年前から3万年前まで新しい思想と意思疎通の方法の登場=認知革命
動物も言語(鳴き声)は話す→それなのになぜ人類は世界を征服した?→①より複雑な文を言える②噂話による人間同士の協力連携、社会的なものが可能に
①ライオンについて②人間について、社会的な③存在しないものについて、架空の事物について語る能力→無数の赤の他人と協力が可能に
アルファオス、身体的強さよりも支持され力の勝負
②の噂話の限界は150人→③虚構により限界突破