新たなる死

著者 : 蜷川泰司

• 河出書房新社 (2013年8月24日発売)

作品紹介・あらすじ

〈現実の事件〉を内に胎み、入れ子型の二重構造がアラタナルシを絡め取り、知的に腑分けしていく幻視と歴史のアラベスクを絶妙な技芸で描き出し世紀と国境のはざまに繊細な亀裂を走らせる密かな異才による新たな文学の誕生

著者プロフィール

1954年京都生まれ。執筆活動のかたわら、京都大学、大阪外国語大学の留学生センターで日本語・留学生教育に携わる。現在は、オランダでの生活体験もふまえた三部作を構想、執筆中。

「2003年 『空の瞳』 で使われていた紹介文から引用しています。」