生まれ変わりの村 4

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 35
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309921068

感想・レビュー・書評

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  • 中国のある地域に存在する前世の記憶を持った人が多く暮らす村の人へのインタビュー。第4巻はそれに加え、前世の記憶を持つ日本人と、著者のペットの犬が生まれ変わった話も収録。
    第2集、第3週は未読だが、1集と本書を読む限り、自殺だろうが事故死、病死だろうが、あの世では何の裁きや審判もなくただ単純に生まれ変わるだけ、ただしあの世で「スープ」を飲むと生まれ変わったときには前世の記憶を忘れる、ということだけとなっている。
    これが本当だとすれば、死後の裁きとか現世のご利益とかで信者を集める宗教は不要になり、ほぼ壊滅に追い込まれるんじゃないかと思った。
    一方、本書の内容が真実かどうかは別として、その生まれ変わりシステムをデザインしているのは誰なのかについての著者の考えを知りたい。

  • 2017/3/15

  • 本当かどうかはイマイチ分からないが、面白かった。特に、ペットが生まれ変わった話は面白い。また、幾つもの前世を覚えていて、関ケ原の合戦の”現場”を覚えている女性の話もとても興味深い。
    ただ、スープを飲むか飲まないかで前世を忘れるか忘れないかが決まるというのは、あまりにもリアルなコトガラすぎて、なんとなくお話っぽく感じてしまう。なにかの象徴なのだろうか。
    いざ実際に自分が死んで、スープを差し出される場面になったとき、全部忘れてゼロからやり直すか、すべて覚えた状態で始めるかは、ちょっと悩む気もするな。とはいいつつ、やっぱり一度身に付けた、言葉能力を始めとするさまざまな能力を維持した方が、やっぱりやれることが広がる気もする。。。とすると、やっぱり飲まないのかな。

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著者プロフィール

1951年東京都生まれ。上智大学電気電子工学科卒。富士通(株)を経て、コンピュータソフト会社を経営。1996年に社内に不思議研究所を設置。「時空」と「私」の謎を解くため、不思議現象を探究し、世界中を取材する。

「2016年 『生まれ変わりの村 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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