考古学の最前線: ここまでわかった日本列島

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  • 学生社
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784311202537

作品紹介・あらすじ

古い学説は塗りかえられる!日本の考古学はどこまで進んだか?旧石器から歴史時代まで研究の最前線に立つ第一人者達が最新の発掘・研究成果を発表する。

感想・レビュー・書評

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  •  最近の考古学は、DNAなどの科学的調査の進歩により著しく進んでいると聞いており、本書は2003年発行の本であるが、興味をもち手にとってみた。
     本書は当時の最先端の研究者6人による一般向けの講演会の内容をもとに編集したようであるが、読んでもすでに知られている内容ばかりで、新しい知見というものは見当たらないように思え、ちょっとがっかり。
     読み終わっての感想は、「考古学研究現場のそれなりの詳細はわかった」という点だけのように思え、物足りない。
     一般向けの講演会とは、このようなものなのだろう。ただハードカバーの本として「考古学の最前線」と名打つならば、もう少し踏み込んだ大胆な知見も読みたいと感じた。
     本書は残念な本であると思う。

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著者プロフィール

明治大学名誉教授。明治大学大学院博士課程修了。文学博士。著者に『日本旧石器時代の起源と系譜』(雄山閣)、『旧石器時代人の知恵』(新日本出版社)、『旧石器時代の日本列島史』(学生社)などがある。

「2021年 『最新科学で探る日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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