見やすい! 伝わる! 公務員の文書・資料のつくり方

著者 :
  • 学陽書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313150805

作品紹介・あらすじ

資料の目的を意識する、1文は短く書く、結論から先に書く、1ペーパー1テーマ、レイアウトを工夫する-豊富な実例でわかる!

感想・レビュー・書評

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  • 「文書に始まり、文書に終わる」と言われるくらい、公務員にとって必須のスキルである文書や資料の作成について、基礎自治体の管理職である著者が、わかりやすい構成・文書の資料をつくる基本から、説得力を持たせたり、見やすくしたりするためのさまざまな工夫など、そのコツや注意すべきポイントを解説。住民や首長、議員の立場で考えるなど、公務員が作成する資料に欠かせない視点も開設し、多くの実例も掲載している。
    「資料の目的をきちんと意識する」「1文は短く書く」「概要版・詳細版に分ける」「結論から先に書く」「原則、A4判1枚におさめる」「箇条書きの階層は3つまで」「形式を統一する」「データで根拠を示す」「レイアウトを工夫する」「情報を盛り込みすぎず、余白を活かす」など、書かれていることは、わかりやすく、伝わる文書を作成するためにもっともなことばかりで、公務員として文書を作成する上で参考になる。
    ただ、どれも一般的な文書作成スキルとしてよく言われていることが多いように感じ、新たな視点が得られたというほどではなかった。また、公務員独自の視点については、役所によって結構違うのではないかと思われる部分もあった。

  • 基本的な構成パターン
    *結論、理由
    *問題点、解決策
    *提案内容、効果、経費、課題

    事実と意見を混同しない

    資料にない説明で相手の気を引く

    データで根拠を示す

    因果関係は図で示すことができる

    MECEメッシー
    漏れなくダブりなく

    議員への説明資料のポイント
    公平性、地盤、情報開示の時期

  • 読みやすい本だった。
    誰に向けて資料を作るかがとても大事。
    今の決裁だと、色々階層を通っていくので市長用の資料として、要約をした場合、財政レベルでは物足りない資料になりがちである。

    表題がWhat になる。
    たまに復習でしっかり読み返すことが必要。

  • [雑感]
    ■公務員以外でも使える。
    ■「見やすい! 伝わる! 」と銘打っているだけあって,
     とても読みやすく,コンパクトにまとまっている。

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著者プロフィール

(あきたまさと・筆名)
著作家。30年以上、自治体に勤務し、定年前に管理職として退職。在職中は、福祉・教育・防災などの現場から、人事・財政・議会などの官房系まで幅広く勤務。退職後は、書籍執筆、研修講師などを通じて、全国の公務員や自治体を応援する活動を行っている。また、別名義でWEBライター・ブックライターを行うなど、活動の幅も広げている。著書として、『残業ゼロで結果を出す 公務員の仕事のルール』『ストレスゼロで成果を上げる 公務員の係長のルール』『見やすい! 伝わる! 公務員の文書・資料のつくり方』『これでうまくいく! 自治体の住民説明会の進め方』『公務員のための問題解決フレームワーク』『そのまま使える!公務員の文書・資料サンプルBOOK』(いずれも学陽書房)、『お役所仕事が最強の仕事術である』(星海社新書)がある。

「2023年 『誰も教えてくれなかった! 自治体管理職の鉄則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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