後藤又兵衛 (人物文庫)

著者 :
  • 学陽書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313752870

作品紹介・あらすじ

慶長二十年五月、大坂。後続の真田幸村隊の到着を待つ後藤又兵衛基次は、若い近習に頼まれ、己の怒涛の生涯を語りはじめる…。黒田官兵衛のもとで武将の生きがいを知り、黒田家中有数の豪将に成長する。関ヶ原の戦いで「槍の又兵衛」と称される活躍で筑前大隅城主となるも、黒田家二代目・長政との確執から出奔し諸国を流浪。己の信念を貫いて生きた豪勇一徹な男の生涯を出雲阿国との交流を交えて描く長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 黒田官兵衛に見出され槍一筋に黒田家を支える。長政とは兄弟同然に育てられるが主君と家臣という立場になり2人の間には徐々に溝ができ又兵衛の剛毅な性格が災いして黒田家を出奔する。物語は史実を崩すことなく著者の創造性が随所に散りばめてありとても面白い作品でした。

  • 慶長5年の関ヶ原の戦い、徳川家康による江戸幕府開幕、慶長19年~20年の大阪冬の陣・夏の陣を背景に、己の信念を貫いて生きた豪勇一徹な男の生涯を出雲阿国との交流を交えて描く長編小説。慶長二十年(1615年)慶長二十年五月、大坂。後続の真田幸村隊の到着を待つ後藤又兵衛基次は、若い近習に頼まれ、己の怒涛の生涯を語りはじめる…。黒田官兵衛のもとで武将の生きがいを知り、黒田家中有数の豪将に成長する。関ヶ原の戦いで「槍の又兵衛」と称される活躍で筑前大隅城主となるも、黒田家二代目・長政との確執から出奔し諸国を流浪する。

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著者プロフィール

麻倉一矢 あさくら・かずや
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。著書に、『かぶき平八郎荒事始』シリーズ(二見書房)『上様は用心棒』シリーズ(二見書房)、『やさぐれ大納言』シリーズ(コスミック出版)、『無外流立志伝』シリーズ(富士見書房)、『将軍の影法師 葵慎之助』(徳間書店)等の人気シリーズがある他、『豊臣の黄金』、『家康の野望』、『鬼の吉宗』、『一本槍疾風録』(祥伝社)、『小西行長』(光文社)、『後藤又兵衛』(学陽書房)、『剣王伝』(講談社)、『吉良上野介』(PHP)、『徳川三国志』(徳間書店)等著書多数。

「2022年 『将軍吉宗の大敵 剣客大名 柳生俊平20』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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