ごたごた絵本箱

著者 :
  • 学陽書房
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本棚登録 : 22
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313850538

感想・レビュー・書評

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  • けっこう、本好きですし、本屋にも行くのですが、絵本は、やっぱり普段、視線のなかになかなか入ってこないです。
    売れる本のメインとしては、キャラクターシリーズとか、ジブリ、ディズニーだろうし、目立つところには、そういうのが中心になってきますし。

    でも、びっくりするような本がときどきあるのが絵本で、なかなか侮れないのです。なかなか、巡り会うのは難しいのですが……。

    ということで、今回の「ごたごた絵本箱」です。
    といいつつ、これは、わたしが購入した本ではなく、ねぇさんの本棚にあったものです。しかも、なぜか2冊(笑)どんなけ読書傾向が……と思いつつ、ねぇさん、この本、読んでないやろうとか思ったりしたり。

    「七歳までは夢の中」、「可愛がられるために来た」の松井るり子さんですので、子育てと絵本という感じの紹介です。
    もちろん、「この本が、こどもの知育にいい」とか、そういう話は、全然なくて、自然に子どもが育つためにはどうしたらいいのかなぁという感じの話です。
    なにかうまくいかない原因を、子どもに探すのではなく、一緒に待てたり、育っていけたらといいなぁという視点は、やっぱり、大切です。

    ただ、自分のやり方を絶対視していないところが、すごいです。いろんな立場、それぞれの良いところ。そして、自分の選んだ方法、絵本。

    この本も、やっぱり、優しい気持ちになります。なかなか、子どもと気長に接するのは、実際には難しいのですが。

    この本をナビに、絵本を読もうと思います。そしてまた、子どもたちに読み聞かせられるといいなぁ。

  • 図書館 閉架。松井さんの『七歳までは夢の中』が良かったので、他の著書もと手に取る。2017/7/14
    絵本だけでなく、児童文学、昔話やインディアンはじめ各国の神話も多く取り上げられており、参考になった。娘が年中さんになる頃、読み聞かせの参考にもう一度目を通したい。2017/7/17

  • 松井るり子さんのお勧め絵本がたくさん。
    絵本選びの参考になるし、読んでいて楽しい。

  • 絵本の解説+著者の育児に対する考え方が書いてあり、すごく参考になりました。ノンタンシリーズを読んだ時、いつも違和感を覚えていたのですが、その理由が的確に書いてあり、なんだかスッキリしました。

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著者プロフィール

岐阜市生まれ。出版社勤務を経て、子育てや子どもの本についての執筆、講演をしている。絵本の翻訳に『うさぎのおうち』(産経児童出版文化賞翻訳作品賞)『いえでをしたくなったので』『みんなであなたをまっていた』(以上、ほるぷ出版)『かさの女王さま』(セーラー出版)、『まどべにならんだ五つのおもちゃ』(徳間書店)ほか。著書に『絵本でほどいてゆく不思議~暮らし・子ども・わたし』(平凡社)ほか。

「2023年 『こんにちは、アンリくん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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