ホワイトヘッド: 秩序への冒険

  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314005463

作品紹介・あらすじ

ホワイトヘッド。「20世紀のデカルト」とも評される彼は、数学、論理学、科学哲学、形而上学、宗教哲学などの分野において傑出した足跡を残した。本書は、「秩序」という概念を中心に据えて、ホワイトヘッド哲学の全体像を浮き彫りにした手引き書である。

感想・レビュー・書評

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  • 本人の本を読んで例のごとく挫折。解説書ならなんとかいけるだろうと思って挑戦。

    数学は秩序(順序)の科学。知識を秩序づけとしている。ちつじょなしにはいかなるものも実在的ではありえない。人間の努力を超越的秩序への応答

    人生と学問の最も明らかな秩序とは回帰的秩序。cyclical order.

    ヘーゲルのテーゼ、アンチテーゼ、シンセテーゼは知的発展に関連して言うならロマン性の段階、精確性の段階、一般化の段階と称したい。

    近代科学の精神は局所的な制限を持つ。厳密性とはごまかし。

    だめだ実際の数学者の気色悪い倫理的崩壊を目の当たりにしすぎて読むのさえ気持ち悪い。

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著者プロフィール

1957年生まれ。東京大学大学院哲学専攻博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。和辻哲郎文化賞、中村元賞受賞。著書に、『人格知識論の生成』(東京大学出版会、1997)、『原因と結果の迷宮』(勁草書房、2001)、『死の所有』(東京大学出版会、2011)、『確率と曖昧性の哲学』(岩波書店、2011)など。

「2020年 『人間知性研究〈普及版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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