〈悪女〉論

著者 :
  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314005784

作品紹介・あらすじ

新進気鋭の国文学者田中貴子は、その生成のメカニズムを解き明かすことでのイメージを解体し、という負のレッテルの下に閉じ込められてきた女たちのまことの姿を浮き上がらせようとする。本書は、についての類型的イメージを抱く多くの現代日本人への果敢な挑戦状でもあるのだ。

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  • 帯文:”〈悪女〉は男たちの権力的な眼差しによって作られたイメージである。新進気鋭の国文学者田中貴子は、その生成のメカニズムを解き明かすことで〈悪女〉のイメージを解体し、〈悪女〉という負のレッテルの下に閉じ込められてきた女たちのまことの姿を浮き上がらせようとする。国文学に新風を巻き起こす画期的な本書は、〈悪女〉についての類型的イメージを抱く多くの現代日本人への果敢な挑戦状でもあるのだ。”

    目次:プロローグ, Ⅰ 帝という名の〈悪女〉, Ⅱ 鬼にとりつかれた〈悪女〉, 竜蛇となった〈悪女〉, 参考文献, あとがき

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著者プロフィール

国文学者。池坊短期大学国文科専任講師、梅花女子大学文学部助教授、京都精華大学人文学部助教授などを経て、2005 年より甲南大学文学部教授。専門は鎌倉時代から南北朝時代の説話や仏教文学の研究。近著に『中世幻妖 近代人が憧れた時代』。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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