- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314011457
作品紹介・あらすじ
デザインを知ること、歴史を知ること―― ブックデザインの世界を颯爽と駆け抜けてきた著者が、 長年の経験と博覧強記の知識を駆使して、デザインや 美的感覚が、そもそもどのように形成されていったか、 歴史の糸をときほぐしつつ解説する渾身のデザイン論。 混迷する文化状況を俯瞰し、その行く末を占う読み物 としても楽しめる、基礎教養が詰まったコンパクトブック。
●カラー図版豊富
●PUR製本で開きやすい
●新書よりやや大きいハンディサイズ(178mm×110mm)
●カバーは目立つ蛍光イエロー
感想・レビュー・書評
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誇るべきは、余白の美しさに気付いていた日本人の感性
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印刷物のデザイナーとしての視点でデザインの歴史を追っていく形式で、広く浅く学べて読みやすかった。
所々に筆者の政治信条の匂わせがあったり、私見が述べられたりしていたので、少し批判的な目で読んでしまう部分があった。 -
( ..)φメモメモ
インターネットの監視網によって万人を納得させることの難しさが浮き彫りになってきた。効率を重視したテクノロジーやコンピュータをベースとした「効率社会」では、ディテールを失う。ディテールを失うことは「退屈さ」と紙一重。日本のデザインが劣化しそうな気配もある。
インターネット上の誤字脱字、誤情報、乱暴な文脈、ジャスティフィケーションの無視なども同じく。 -
おもしろいー
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50055473 -
0075
2018/11/03読了
タイトルのシンプルさに惹かれて読む。
ほんと、デザインってなんだろ?
「デザイン」の歴史というか、デザインに分類されるまでの歴史を説明した本。
図書館で借りた本だが、手元に置いて辞典代わりにしたい。
大学で習ってなんとなーく覚えていたことがきちっと定着される感があった…。
他の本も読もう。 -
何事にも歴史があるということ。
コンピュータ技術の向上は表現を高度にするか?劣化させるか?
"人間の強みは「改変(アレンジ)力」「デフォルメ力」にある" -
「2018年 POPコンテスト(銅賞)」
http://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?materialid=217000537 -
デザインの歴史を分かりやすく、面白く触れられる。
色の意味や、モリスが持ち込んだフォーマットというレイアウト、敷き詰め装飾の話が面白かった!