どう書くか: 理科系のための論文作法

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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320005631

作品紹介・あらすじ

本書は、普通は堅苦しいものと思われがちな科学技術論文を、書き手にとっても読み手にとっても楽しいものに作り上げるための、心構えと技術を紹介しようとするものである。

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00006858

  • 「窮地を演出する」(特に主人公のドジではなく敵の狡猾さゆえの窮地)
    「書き出しは窮地を説明する一歩手前ぐらいから」
    「タイトルはHOWではなく Why と Whatにしたい」

  • 2415円購入2004-01-09

  • 【レポート・論文対策本特集】
    資料ID:80302042
    請求記号:407||S
    配置場所:工枚特集コーナー

  • 文章は読者を想像しながら。どう読まれるのか、誰にどれだけ説明すれば分かってもらえるのか。これを意識しながら書くのもコツ。

    理図書 407||Su32 11850012

  • 全ては読まず。

    記憶に残っているのは、

    話の流れは道筋と同じ。
    文章の前につく、「まず」や「はじめに」など、それらの道標があるからこそ、進む道がはっきりする



    今までの疑問が少し解決。文章の組み立て方、句読点の使い方。

  • 本書は、査読者から見ても投稿者から見ても「つらい」という印象を持たれている「論文」を、「楽しい」に変えることに主眼を置いた、一種の技術書である。本書を読むことで、堅苦しいと思われがちな「論文」を別の視点から眺めることができるようになると思われる。

    本書では、小説のような「楽しむ読み物」の書き方にならって論文を構成する手法が述べられており、論文の構成を考える上で参考になる。タイトルの付け方や「はじめに」の構成に関する考察など、具体的な部分についても多少触れられているため、実用書としても十分な役割を果たす。

    読んでいてわくわくするような論文にごく稀に出会うことがあるが、そのような論文では、研究内容だけでなく論文の書き方にも注意が行き届いていることに、本書を読んで気づかされた。自分もそのような論文を書けるようになりたいものだ。

  • 請求記号: 407||S
    資料ID: 10509066
    配架場所: 工大一般図書

  • ・レポートや論文を書くにあたって体裁について指導される事が多々あるかと思います。 授業時間中にはなかなか説明する時間が無く、その意味や意義について知る機会は少ないと思います。 何も考えずにレポートや論文を書いていませんか? 心当たりのある方はぜひ、この機会に読んでみてください。 特に6章、7章は1年生~4年生まで読んで損なないと思います!

    ・堅苦しいものと思われがちな科学技術論文を、書き手にとっても読み手にとっても楽しいものに作り上げるための心構えと技術を紹介します。
    提案書、報告書、説明書などの広い範囲の技術文を書く際にも役立つこと間違いなしです。

    (特集:「卒業論文・レポート対策」)
    ↓利用状況はこちら↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00002629

  •  「はじめに」の書き方が参考になります。
     (1)重要性
     (2)歴史
     (3)従来の欠点
     (4)本論文の提案
     という要素で(1)→(2)→(3)→(4)はまだるっこしい。かといって(4)→(3)→(2)→(1)は強引な感じ。だから(3)あたりがよかろうという、バランス感覚を述べられておられる。
     
     くりかえし出てくるボロノイ図というのも面白い。特に 「そもそも言いたいことが何かを本人自身は自覚できていない」文章の例に使われているボロノイ領域の話が面白い。
     
     

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著者プロフィール

1948年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て,09年より明治大学研究・知財戦略機構特任教授、東京大学名誉教授。専門は数理工学。主著に『理科系のための英文作法』(中公新書)『形と動きの数理』(東京大学出版会)『だまし絵のトリック』(同人選書)『大学教授という仕事』(水曜社)など。

「2011年 『夢をかなえるレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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