- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320015135
作品紹介・あらすじ
ギリシャ語原典からの日本語訳であり現代的な訳注を入れて読者の便を図ると同時に、原論の歴史やわかりやすい解説を付した名著の普及版。
感想・レビュー・書評
-
読み始めた
やはり特別なものを感じる、
なんだろうこの不思議な感じ。
公理とか論証とか、
そんなものが織りなす不思議な世界。
人類が手に入れた、不思議な力、
ギリシャ数学の前と後で世界は別なものに変わった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校生の時に、数学の正しさ・必然性はどこに担保されているのかという疑問をいだいてから、数学史を多少かじったあと買ってみた本。
すべては少数の公理・公準から出発して広い世界がひろがっていくのだという公理系の概念をはっきりと得られた。
全部読む気はしなかったけど、数学の源流の部分に触れられたのは刺激的だった。
-
数学の原典といっても過言ではない本です。中学時代には自明とされて教えられている「平行線における錯角は互いに等しい」など、よく考えると証明していないものが出発点である定義と公理/公準から明確な論理を用いて証明されています。
聖書の次に多くの言語に翻訳されているらしく、まさに「数学の聖書」です。紀元前に書かれたものをまとめたというのもあって記号が今使われているものと大きく違い、ちょっと読みにくいですがため知的好奇心をくすぐられる本です。
・・・これって読み終わるとかっていう感覚ないから、ずっと積読になる気が。。。