プログラム書法 第2版

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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320020856

感想・レビュー・書評

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  • プログラムを書くときに意識を割くべきことを記載している書籍です。

    紹介している言語こそ使う機会も見る機会もほとんどありません。

    しかし、言及されている言葉や規則といったものは今も共感を覚えるものばかりです。

    言語の仕様を覚え簡単でも動くプログラムが書けたり読めたりするようになった際に目を通しておくと良いコードとそうでないコードを判断し吸収できるようになると思います。

  • 第一版のまえがきに「よいプログラミングのしかたは、一般論を述べたてることによって伝えられるようなものではない」と書かれている。

    そのことを肝に銘じて、全体を読んでみると、いろいろな知見が得られた。

    どんな関数型プログラミング言語も、機械語になれば、機械語のジャンプ命令(GOTO命令)に置き換わるのであるため、ここで指摘しているプログラムの例を、実際にコンパイラでアセンブラに変換して、その意味を理解するようにするとよい。

    アセンブラ出力を比較できるようになると、コンパイラスイッチによる動作の違い、処理結果の違いを理解できるようになるだろう。

    例題は、FortranまたはPL/1で書かれているため、これらの言語を知らない人には馴染みが薄い部分があるかもしれない。
    しかし、FortranとBASICは数値計算においては姉妹のようだし、FortranとCとは関数定義する言語としては兄弟のようなので、BASICまたはCが理解できる人なら、難なく理解できると思う。

    プログラムの基本は、ずっと同じであり、FortranもC言語も関数を定義できる言語としては同じように理解してもよいのではないだろうか。

  • プログラムの格言集みたいなものです。Fortranで書かれていたりしますが、ほとんどの言語のプログラムで通用するものです。

  • プログラミングのマナーの話。
    システム開発における論語や聖書
    と言っても差し支えは無いはず。

    私が生まれた三日後に出版された本で、
    扱っている言語はFortranとPL/Iという
    使う機会の少ない太古の遺産ではあるが、
    最近の言語でも十分応用が聞く。

    もっともなるほど!と思ったのは、
    「効率よりわかりやすさを!」という部分。

    簡単なプログラムを書けるようになったら、
    是非とも読んでおくべき本である。

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